国語1年 文法

言葉のまとまり だれが・なにを・どうする 単語の性質

 言葉のまとまり
 文法とは

 言葉の組み立てや、使い方についてのきまり。

 ・言葉は、考えをまとめ、それを伝え合う働きをする。

 (例) 正しい区切り方

  駅まで / 20分 / かかる。
 言葉の単位
 
 意味や発音により、いくつかのまとまりに分かれる。

 ・大きさにより、五つの段階がある。

 (例)大きい順に並べると

 ①文章・談話 → ②段落 → ③文 → ④文節 → ⑤単語
 ①文章・談話
 
 文章:一まとまりの内容を、文字(書き言葉)で表したもの。

 談話:一まとまりの内容を、音声(話し言葉)で表したもの。

 (例)

 文章 → 手紙、小説、詩、短歌

 談話 → 演説、会話

 ②段落
 
 文章を、内容のまとまりによって区切ったもの。

 ・段落の書き出しは一字下げる。

 ・段落の初めの文に、要点やキーワードが示されることが多い。


 (まとめ)
 段落の初めは(
 改行 )し、(  )字下げる。
 ③文
 
 ひとまとまりの内容(事柄や考え)を表す、一続きの言葉。

 ・文の最後には、原則的に句点( 。)を付ける。

 (まとめ)

 ・文の終わりに付けるもの   → 句点( 。)、疑問符(?)、感嘆符(!)
 ・文の終わりに付けないもの → 読点( 、)

 ④文節
 
 発音や意味が不自然にならないように短く区切ったもの。

 ・文節に区切るときは、「ね」や「さ」を入れてみるとよい。

 (例)文節の数を、漢数字で書いてみると、

 (1) 風がそよそよと吹く。     → 三

 (2) 青い空に白い雲が浮かぶ。 → 四

 ⑤単語
 
 一定の意味や働きを持った、言葉の最小の単位。

 (例)正しく単語を分けてみると、

 小鳥////聞こえる。
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 だれが・なにを・どうする
 主・述の関係

 主語       述語

 何(だれ)が - どうする

 何(だれ)が - 何だ

 何(だれ)が - ある(いる)

 何(だれ)が - ない

 何(だれ)が - どんなだ

 体言と用言

 体言 → 主語の中心となる単語 (活用しない自立語で主語となる単語)

 用言 → 単独で述語となる単語 (活用する自立語で、単独で述語になれる単語)

 (例)
 
 主語  述語
 彼が  歌う
 体言  用言
 修飾・被修飾の関係

 修飾語 → 他の語を詳しく説明する文節

 ①連用修飾語(用言を含む文節を修飾)
 ②連体修飾語(体言を含む文節を修飾)

 (例)

 どのように   (連用修飾語)  どうする (用言)
 どのくらい   (連用修飾語)  どんなだ (用言)
 いつ・どこで  (連用修飾語)  
 だれと・何を  (連用修飾語)  

 接続の関係

 ①前後の文をつなぐ。

 (例) 小さい。だが、 重い。
         (接続語)

 ②理由や条件を表して、後の文節へつなぐ。

 (例) 小さいが、重い。
     (接続語)

 連文節

 主語 (二文節以上になると) → 主部
 述語 (二文節以上になると) → 述部
 修飾語(二文節以上になると) → 修飾部
 接続語(二文節以上になると) → 接続部
 独立語(二文節以上になると) → 独立部

 並立の関係
 
 並立の関係とは、二つ以上の文節が対等な関係で並ぶ関係。
 必ず連文節となる。


 (例)

  主部   修飾部   述語

  私と   水泳と   習う。
  妹は   ピアノを
 補助の関係
 
 補助の関係は、下の文節が上の文節に補助的な意味を添えている関係。
 必ず連文節となる。

 (例)

  文を 書いて  見る。 ← 「みる」本来の意味が薄れている。

 文の組み立て
 
 長く複雑な文でも、「主・述・修飾・接続・独立」という
 五つの文の成分に分けられる。

 (例)

 おや、 晴れて いるのに、 雨が ほおに  あたる
(独立語)   (接続部)    (主語)(修飾語) (述語)

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 単語の性質
 自立語と付属語

 ①自立語 → 単独で文節を作ることができる。

 ②付属語 → 単独では文節を作れない。

 ・一文節に自立語は一つのみだが、付属語は複数含まれることもある。

 (例) 下線の語が自立語

 今日は 天気が いい

 明日は が 降るらしい。

 活用の有無

 活用 → 文の中で使われるとき、単語の形が変化すること。

 ・活用する単語は、後に続く単語によって、単語の形が変わる。

 ・活用の有無は、その単語に「ない」「た」をつなげ、
  形が変化するかどうかをみればよい。

 (例) 下線の語が活用語

 犬がワンワンほえる

 時間に遅れた。

 品詞

 単語を「自立語・付属語」「活用の有無」で分け、
 自立語の場合は、さらに「文の成分」「言い切りの形」で分類したもの。


 品詞には十種類ある。

 ①名詞 ・・・ 生き物、物、事などを表す。
 ②副詞 ・・・ 主に用言を詳しく説明する。
 ③連体詞・・ 体言だけを説明する。
 ④接続詞・・ 主に文と文をつなぐ。
 ⑤感動詞・・ 感動、呼びかけ、応答を表す。
 ⑥動詞 ・・・ 動作、作用、存在を表す。
 ⑦形容詞・・ 状態、性質を表す。
 ⑧形容動詞・状態、性質を表す。
 ⑨助詞 ・・・ 語句の関係、細かな意味などを表す。
 ⑩助動詞・・ 細かな意味や気持ちを表す。

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