国語2年 文法

単語をどう分ける? 走る・走らない・走ろうよ 一字違いで大違い

 単語をどう分ける?
 活用する自立語(用言)

 ①用言は単独で述語になる。

 ②用言は動詞・形容詞・形容動詞の三種類

 ・動詞 → 動作、作用、存在を表す。(言い切りはウ段の音)

 (例) 他動詞 ・・・ 兄を起こす
     自動詞 ・・・ 兄が起きる

 ・形容詞 → 状態、性質「どんなだ」を表す。(言い切りは「-い」)

 ・形容動詞 → 状態、性質「どんなだ」を表す。(言い切りは「-だ、-です」)

 補助動詞・補助形容詞
 
 補助の関係で下に付き、上の語に意味を添えたり補ったりする動詞、形容詞。

 ・補助動詞   → 読んで見る  読んでおく

 ・補助形容詞 → 暖かくない  暖かでない

 
 名詞
 
 ①物、生き物、事柄などを表す。

 ②「が、は、も」などをともない主語になる。

 ③活用しない

 ・普通名詞 → 一般的な物の名

 ・代名詞  → 指し示す語

 ・固有名詞 → 人名、地名など特定の事物の名

 ・数詞   → 数量や順序を表す語

 ・形容名詞 → 本来の意味が薄れた、形だけの名

 副詞
 
 ①様子・状態・程度を表す。

 ②主に連用修飾語となる。

 ③活用しない。

 ・情態の副詞 → 「どのように」を表す。

 ・程度の副詞 → 「どのくらい」を表す。

 ・呼応の副詞 → 下に決まった言い方がある。
      (例)    「決して行かない」

 連体詞
 
 ①常に連帯修飾語になる。
   (例) 「
この本」「大きな木」

 ②連体詞のあとには必ず体言(名詞)が付く。

 ③活用しない。

 接続詞
 
 ①順接(その結果、順当に) → だから、すると

 ②逆接(にもかかわらず)  → しかし、ところが

 ③並列・累加(そしてまた) → また、そして

 ④対比・選択(に対して)  → または、それとも

 ⑤転換(話しは変わって) → さて、ところで

 感動詞
 
 ①独立語になって、応答や呼びかけなどを表す。

 ②活用しない。

 ・応答 ・・・ 「はい、ぼくです。」

 ・呼びかけ ・・・ 「おい、来てくれ。」

 ・感動 ・・・ 「ほう、うまいね。」

 ・挨拶 ・・・ 「さようなら、またね。」

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 走る・走らない・走ろうよ
 活用形

           語幹  活用語尾(変化する部分)

 ①未然形  -  読    ま     → 「ない」に続く形

 ②連用形  -  読    み     → 「ます」・用言に続く形

 ③終止形  -  読    む     → 言い切る形

 ④連体形  -  読    む     → 「ので」・体言に続く形

 ⑤仮定形  -  読    め     → 「ば」に続く形

 ⑥命令形  -  読    め     → 命令して言い切る形

 ⑦未然形  -  読    も     → 「う」に続く形


 動詞の活用の種類

 ①五段活用 → 五十音図の五段にわたって活用する。
            「ない」を付けると直前が「ア」段の音。(「行く」→「行かない」)

 ②上一段活用 → イ段だけに活用する。
              「ない」を付けると直前が「イ」段の音。(「着る」→「着ない」)

 ③下一段活用 → エ段だけに活用する。
              「ない」を付けると直前が「エ」段の音。(「食べる」→「食べない」)

 ④カ行変格活用→ カ行での特殊な活用(「来る」)

 ⑤サ行変格活用→ サ行での特殊な活用(「する」)
 
 動詞の音便

 発音しやすいよう音が変化する作用。

 「た」「て」が付くときの変化。

 ①イ音便 ・・・ 「泳ぎた」 → 「泳
だ」

 ②促音便 ・・・ 「勝ちた」 → 「勝
た」

 ③撥音便 ・・・ 「飲みた」 → 「飲
だ」

 接続の関係

 ①前後の文をつなぐ。

 (例) 小さい。だが、 重い。
         (接続語)

 ②理由や条件を表して、後の文節へつなぐ。

 (例) 小さいが、重い。
     (接続語)

 形容詞・形容動詞の活用

 ①形容詞 ・・・ 言い切りが「-い」

     かろ  かっ   い   い   けれ
 暖か
 未然 連用  終止 連体  仮定  (命令形はない)
     だろ  だっ   だ   な   なら

 ②形容動詞 ・・・ 言い切りが「-だ」

 形容詞の音便
 
 連用形に「ございます」が続くと「く」が「う」に変化する。
 

 (例)

  ・白く + ございます → 白
ございます。

  ・ありがたく + ざいます → ありがとございます。
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 一字違いで大違い
 付属語

 付属語 ・・・ 必ず他の語の後に付く語

 ①助詞 ・・・ 活用しない
  (例)     妹
 アメリカ

 ②助動詞・・ 活用する
  (例)     行き
たい ようだ

 助詞

 ①自立語の後に付く。

 ②活用しない。

 ③さまざまな意味を添えたり、語句と語句の関係を示したりする。

 (例) 私
教える。
 
 (例) 私
教える。

 助動詞

 ①用言・体言や他の助動詞などに付く。

 ②意味を付け加えたり、話し手の気持ちや判断を表したりする。

 (例) 私は行かない。(「行く」を打ち消す。)
 
 (例) 
私は行き
たい。(「行く」希望を表す。)

 助動詞

 助動詞は二語以上を重ねて用いることもある。


 (例) 買いませでし。(四語)
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