国語 ことわざ

反対の意味を持つことわざ         
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

 反対の意味を持つことわざ 
 青菜に塩  蛙の面に水
 羹に懲りて膾を吹く  喉元を過ぎれば熱さを忘れる
 後は野となれ山となれ  立つ鳥跡を濁さず
 あばたもえくぼ  坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
 石橋を叩いて渡る  危ない橋を渡る
 一石二鳥  二兎追うものは一兎をも得ず
 犬は三日の恩を三年忘れず  猫は三年の恩を三日で忘れる
 嘘つきは泥棒の始まり  嘘も方便
 氏より育ち  血は水よりも濃し
 ウドの大木  山椒は小粒でもぴりりと辛い
 男心と秋の空  女心と秋の空
 女は愛嬌  男は度胸
 蛙の子は蛙  鳶が鷹を生む
 果報は寝て待て  蒔かぬ種は生えぬ
 苦あれば楽あり  楽あれば苦あり
 君子危うきに近寄らず  虎穴に入らずんば虎子を得ず
 先んずれば人を制す  急いては事を仕損ずる
 三人寄れば文殊の知恵  船頭多くして船山に上る
 大は小を兼ねる  畳針で着物は縫えぬ
 女房と畳は新しい方がよい  女房と味噌は古いほどよい
 歯に衣着せぬ  奥歯に物が挟まったよう
 柳の下に何時も泥鰌は居らぬ  二度ある事は三度ある
 夢は正夢  夢は逆夢
 渡る世間に鬼は無し  人を見たら泥棒と思え


 あ行
 
悪事千里を走る 悪いことは,だれも知らないと思っても世の中に伝わりやすい
悪銭身につかず 不正なことでもうけたお金は,自分の身につかず,すぐになくなってしまうこと
足元に火がつく 危険が身近に迫ること
足元から鳥が立つ 意外なことが突然身近に起こること
頭隠して尻隠さず 欠点の一部を隠して,全体を隠したと思いこむこと
あとは野となれ山となれ 自分と関係がなくなったら,あとはどうなろうとかまわない
朝起きは三文の得 朝早く起きると何かよいことがあるものだ
あばたもえくぼ 好きな人のことは欠点までもが長所のように見えること
虻蜂とらず 欲張りすぎてかえって失敗すること
雨降って地固まる 雨はいやなものだが,地面を固めてくれるように,争いの後は,かえってうまくいくこと
雨垂れ石をうがつ 力は不足でも根気よくくり返してやれば,最後は成功する
案ずるより生むがやすし  いろいろ心配するよりやってみると案外うまくいくものだ
 
石の上にも三年 何事にもしんぼうが肝心である
石橋をたたいてわたる ものごとをじゅうぶん用心してやること
衣食たって礼節を知る 着るもの食べるものが十分あると、いやしい心も起こらず礼儀をわきまえるようになる
医者の不養生 他人にはりっぱなことを言いながら,自分では実行しないこと
一寸の虫にも五分の魂 小さく弱い者にも意地があること
一銭を笑う者は一銭に泣く 少額といってその値打ちをばかにする者は,そのわずかな金額のために泣く思いをする
急がば回れ 急いでいるときほど,あわてずにものごとを処理しなけれなならない
一事が万事 一つのことで,他のすべてのことを推し量ること
井の中の蛙大海を知らず 自分だけのせまい世界にとらわれて,広い世界を知らないこと
犬も歩けば棒にあたる よけいなことをすると災難にあう
言わぬが花 はっきり言わない方がよい
 
魚心あれば水心 こちらの気持ちしだいで相手もそれに応じること
うそも方便 時と場合により,うそも必要だ
うわさをすれば影 人のうわさをすると,当人がちょうど現れるものだ
氏より育ち 血すじより,育った環境が大切であること
鵜の目鷹の目 物をさがしだそうとするするどい目
馬の耳に念仏 いくら言ってもききめのないこと
 
えびで鯛を釣る わずかな元手で大きな利益を得ること
縁の下の力持ち 他人のために,人に知られないで陰で努力する人のこと 
 
老いては子に従え 年をとってからは,出しゃばらずに子どもの意見に従った方がよい
帯に短したすきに長し ちゅうとはんぱで役に立たないこと
おぼれる者はわらをもつかむ 追いつめられた状態ではたよりにならないのにも頼ろうとすること
鬼に金棒 強い者がさらに強いものを得て,対抗できる者がない状態になること
鬼の目にも涙 無慈悲な者もときには情けに負けるということ
鬼のかくらん いつもは丈夫で病気しらずの人が病気になること
親の心子知らず 子を思う親の気持ちを察しないで,子は自分勝手な行動をするものだ
親はなくとも子は育つ 実の親がいなくても,子どもは何とか育っていくものだ
親の七光 親の威光がその子にまで及び恩恵を受けること
終わりよければすべてよし  途中に何があっても結末がよければすべてよいと評価されるものだ 
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 か行
 
飼い犬に手をかまれる めんどうをみてやった人から,ひどい目にあわされること
蛙の子は蛙 子供は親に似るものである
蛙の面に水 なにをされても平気なこと
勝ってかぶとの緒を締めよ 成功してもゆだんをしてはいけない
亀の甲より年の功 長い経験はとうといものである
かわいい子には旅をさせよ 子どもがかわいければ,苦しい体験をさせよ
枯れ木も山のにぎわい 役に立たないものでも,ないよりはましである
河童の川流れ 名人と言われるほどの人でも失敗することがある
 
雉も鳴かずばうたれまい よけいなことを言わなければ災難にもあわない
木を見て森を見ず 部分だけを見て,全体をつかめない様子
聞いて極楽見て地獄 話に聞いただけでは極楽のように思えるが,実際に見ると地獄のようであること
 
臭いものにふたをする 悪いことが知れ渡らないように表面をとりつくろうこと
 
けがの功名 失敗したことがかえって良い結果を生むこと
 
後悔先に立たず 失敗してから悔やんでも遅い
弘法も筆のあやまり 上手な人もゆだんすると失敗する
弘法は筆を選ばず 名人は道具のよしあしを問題としない
紺屋の白袴 他人のことにいそがしくて,自分のことがおろそかになること
転ばぬ先の杖 失敗しないように前もって用意をしておくこと
光陰矢のごとし 月日のたつのは早いものである
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 さ行
 
策士策におぼれる 駆け引きのうまい人は,自分の策略に頼ってかえって失敗すること
猿も木から落ちる 上手な人もゆだんすると失敗する
三人寄れば文殊の知恵 みんなで相談すれば,よい案がうかぶこと
さわらぬ神にたたりなし  危ないものには手を出さない方がよい 
 
知らぬが仏 知らなければなやみもなく平静でいられこと
地獄の沙汰も金しだい すべてこの世のことは,金さえあれば思うようになるものだ
失敗は成功のもと 失敗してその原因を究明することで,次の機会には成功するようになること
親しき仲にも礼儀あり どんなに親しい関係でも最低限の礼儀は必要である
 
好きこそものの上手なれ 好きなことは熱心にするので,上達するものだ
住めば都 どんなところでも住み慣れれば良いと思うようになる
雀百まで踊り忘れず 小さいころからの習慣は改まりにくい
 
せいては事を仕損じる ものごとは,あまり急ぐとかえって失敗する
背に腹はかえられぬ せっぱつまったときには,一方を犠牲にするのもやむを得ないことのたとえ
船頭多くして船山にのぼる ひとつのことをするのに,おおぜいの人が勝手な意見を出すとまとまらない
千里の道も一歩から 何事もはじめから着実に行うべきだ
 
袖すり合うも他生の縁 どんな小さなことでも,前世からの因縁で起こるということ
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 た行
 
高嶺の花 あこがれても手には入らないもの
高みの見物 第三者の立場で,他人のことをおもしろがって見ること
大は小をかねる 大きいものは小さいものの代わりになる
蓼食う虫も好き好き 人の好みは様々であるということ
立つ鳥あとをにごさず 住む場所や勤め先を変えるときは,後をみぐるしくしないこと
旅の恥はかき捨て 旅に出たときは,ふだんは恥ずかしくてできないことも平気でやってしまうこと
棚からぼたもち 思いがけない幸運を得ること
 
竹馬の友 子どものころからいっしょに遊んだ友だち
ちりも積もれば山となる わずかなものでも,積もり積もればおおきなものとなること
 
月とすっぽん 非常にちがいのあること
 角をためて牛を殺す 欠点を直そうとしてかえって元のものをだめにしてしまうこと
 
鉄は熱いうちに打て ものごとは機会を逃さずに行うのがよい
出る杭は打たれる 出すぎて目立ってしまうと,人から非難されたり憎まれたりするものだ
 
年寄りの冷や水 老人が年を考えず若い人と同じようなことをするなといういましめ
どろぼうを見て縄をなう 事が起こってからあわてて用意をすること
鳶が鷹を生む 平凡な親からすぐれた子供が生まれること
とらぬタヌキの皮算用 手にはいるかどうかわからないものを,あてにして計算にいれること
灯台もと暗し 手近なことの方がかえってわかりにくい
虎の威をかる狐 力のない者が強い者の力にたよっていばること
どんぐりの背くらべ みんなよくにた程度で,ぬきん出た者がいないこと
飛んで火に入る夏の虫 自ら進んで災いにはまること
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 な行
 
泣きっ面に蜂 悪いことのうえに,また悪いことが重なること
長い物には巻かれよ 強い者にはさからわずにしたがったほうがよい
情けは人のためならず 人に親切にしておけば,やがて自分の所にいいことがめぐってくる
七転び八起き 何度失敗してもくじけずに立ち上がること 
 
憎まれっ子世にはばかる 他人に憎まれている人に限って世の中で幅をきかせているものだ
二兎を追う者は一兎をも得ず 二つのことを同時にしようとしても,どちらもうまくいかないこと
 
ぬかにくぎ すこしもききめがないこと
ぬれ手にあわ たいした苦労もしないで,利益を手に入れること
 
猫に小判 ねうちのわからないものに貴重なものを与えても無意味であること
念には念を入れよ 注意した上にもなお細かく注意しろということ
 
能ある鷹はつめかくす 力量のある者ほど謙虚であること
のどもと過ぎれば熱さを忘れる 苦しいことも,過ぎ去ってしまえば忘れてしまうこと
のれんに腕押し 反応がなくはりあいがないこと
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 は行
 
馬脚をあらわす いつわり飾っていたことが,表に出ること
早起きは三文の徳 早起きをすると何かと得をするものだ
花より団子 風流のあるものより,実利のある方がよいこと
 
ひいきの引き倒し ひいきしすぎてかえって不利な立場に追い込んでしまうこと
ひょうたんから駒が出る 冗談半分でいったことが本当になる
人を見たら泥棒と思え かるがるしく他人を信用してはならない
人のふり見て我がふり直せ 他人のよくない行動を参考にして自分の行動を反省すること
人のうわさも七十五日 世間の人のうわさ話もやがては消えてしまうということ
火のない所に煙は立たぬ ぜんぜん事実がなければうわさは立たないもので,うわさが立つには何か根拠がある
百聞は一見にしかず 何回聞くよりも,一度見た方が確かだということ
 
豚に真珠 ねうちのわからないものに貴重なものを与えても無意味であること
 
下手の横好き 下手のくせに,むやみに好きで熱心なこと
 
仏の顔も三度まで どんなに人がよくても,何度も無礼なことをされれば腹を立てる
仏作って魂入れず 物事のもっとも大切な点をおろそかにすること
骨折り損のくたびれもうけ 苦労してもむくわれず,くたびれるだけ
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 ま行
 
まかぬ種は生えぬ 原因があるからこそ結果が生じる
待てば海路の日和りあり 待っていればうまくいくときがくる
 
身から出たさび 自分の行いの結果,自分が苦しむこと
三つ子の魂百まで 幼いころの性質は一生変わらないものだ
 
昔とった杵柄 過去に覚えた技は,のちのちまで自信を持って使えるということ
 
餅は餅屋 専門分野はやはり専門家が当たるのがよい
桃栗三年柿八年 何事も,結果が出るまでには長い年月がかかるものだ
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 や行
 
焼け石に水 対策がとても追いつかないこと
安物買いの銭失い 値段の安いものはどこかに欠点のあるもので,買っても結局は損をするものだ
やぶをつついて蛇を出す 不必要なことをして,かえって災いを引き起こしてしまうこと
 
弱り目にたたり目 不運のうえに不運が重なること
寄らば大樹の陰 どうせ頼るのなら,勢力の大きいものの方が安全だということ
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 ら行
 
来年のことを言えば鬼が笑う 将来のことを予測することは難しい
楽あれば苦あり 楽しいことがあれば,その後で必ず苦しい
 
良薬は口に苦し 身のためになる忠告は聞きずらいものだ
 
類は友を呼ぶ 性質がたがいに似ている者同士は自然に寄り合うものだ
 
論より証拠 物事は議論より証拠によって明らかになるものだ
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 わ行
 
渡る世間に鬼はない 世間には親切な人もいる
渡りに船 何かをするのに困っていると,ちょうど都合のよいことが起こること
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