まぎらわしい語の見分け方

 「ない」
①形容詞 形容詞は自立語なので、文節が「ない」の上で切れる。 庭はあまり広くない。
否定表す場合 → まだ眠くはない
存在の打消し → 今日は雲がない
②助動詞 助動詞は付属語なので、文節が「ない」の上で切れない。 そんなに食べられない。
③他の単語の一部 その方法はとても危ない。
(別) 「ぬ」は「ない」と同じ意味の助動詞だから「ない」を「ぬ」に置き換えられたら、もとの「ない」も助動詞で、置き換えられないとき形容詞。
「ある」
①動詞 「有る・無い」の「ある」 これが私の考えである。
~てある、~である →補助動詞とも言う。(補助の関係)
②連体詞 下の体言にかかる ある人から聞いた話だ。
「らしい」
①助動詞 推定の意味を表し、「~のようだ」の意味。 見たところ、学者らしい。
②接尾語 「~にふさわしい」の意味。  彼は男らしい人だ。
③形容詞の一部 「にくらしい」など
「だ」
①助動詞 「そうだ」「ようだ」の一部 雪が降りそうだ。
②過去の助動詞 直前が音便(い、ん)になっている。・読んだ 大きな声でさけんだ。
③形容動詞の一部 「とても~だ」にできる。 彼女は心身とも健康だ。
④断定の助動詞 ①~③以外(直前が名詞の場合が多い) 大切なのは健康だ。
「で」
①助動詞 「そうで」「ようで」の一部 来るようである。
②接続助詞「て」 上が音便(い、ん) ・泳いで、遊んで 鳥が飛んでいる。
③形容動詞の一部 「とても~で」にできる 体が丈夫で、健康だ。
④格助詞 手段などを表している ペンで書く。
⑤断定の助動詞 ①~④以外 これがペンである。
「な」
①助動詞 「そうな」「ような」の一部 見たような気がする。
②形容動詞の一部 体言にかかり、言い切りを「だ」にできる。 これは大切な物だ。
③連体詞 体言にかかり、活用がない。 これは大きな木だ。
④終助詞 文末にある。 もう泣くな。
⑤断定の助動詞 ①~④以外。下に「の・のに・ので」が来る。 事実なので認める。