物体が音を出しているとき、その物体は必ず何をしているか答えなさい。また、音を出している物体そのもののことを何と呼ぶか答えなさい。
▼ 解答・解説を表示
【正解】
・物体の状態:振動している(震えている)
・音を出している物体:音源(発音体)
【解説】たいこを叩いたときやギターの弦を弾いたとき、指で触れると細かく震えていることがわかります。音を発生している物体を「音源」または「発音体」といいます。
中学校理科 第1分野:音の性質・伝わり方 確認テスト
物体の振動、振幅、振動数(Hz)、モノコードの規則性についての基礎問題です。
物体が音を出しているとき、その物体は必ず何をしているか答えなさい。また、音を出している物体そのもののことを何と呼ぶか答えなさい。
【正解】
・物体の状態:振動している(震えている)
・音を出している物体:音源(発音体)
【解説】たいこを叩いたときやギターの弦を弾いたとき、指で触れると細かく震えていることがわかります。音を発生している物体を「音源」または「発音体」といいます。
音源の振動の幅(触れ幅)のことを何というか答えなさい。また、この幅が大きいとき、音はどのように変化するか。
【正解】
・振動の幅:振幅(しんぷく)
・変化:音が大きくなる
【解説】振動の振れ幅を中心から端まで測った幅を「振幅」といいます。振幅が大きいほど音エネルギーが大きく、音の大きさは大きくなります。
音源が1秒間に振動する回数のことを何というか答えなさい。また、その単位の記号と読み方を答えなさい。
【正解】
・回数の名称:振動数(または周波数)
・単位記号:$\text{Hz}$ (読み:ヘルツ)
【解説】1秒間に1回振動すると $1\,\text{Hz}$、440回往復すれば $440\,\text{Hz}$(標準的なラ音)です。
下図は2つの音 A, B をオシロスコープで表示した波形である。縦軸は振幅、横軸は時間を表す。 音Aと音Bについて、①「音の大きさ」と ②「音の高さ」をそれぞれ比較して答えなさい。
【正解】
① 音の大きさ:音Aのほうが大きい(音Bのほうが小さい)
② 音の高さ:音Bのほうが高い(音Aのほうが低い)
【解説】
・波の山から谷の高さ(縦方向の揺れ幅)は振幅です。波Aの方が上下の山・谷が大きいため振幅が大きく、音が大きいです。
・同じ時間内に現れる波の数(波の山・谷の繰り返し数)は振動数を表します。波Aは2周期分、波Bは4周期分あるため、音Bの方が振動数が大きく、音が高いです。
おんさを叩いたとき、次の①・②のように叩き方を変えると音はどう変化するか。それぞれ「大きく」「小さく」「高く」「低く」から選んで答えなさい。
【正解】
① 音が大きくなる(高さは変わらない)
② 音が小さくなる(高さは変わらない)
【解説】叩く強さを変えても、おんさ固有の振動数(高さ)は変わりません。強く叩くと「振幅」が大きくなるため「大きな音」になり、弱く叩くと振幅が小さくなるため「小さな音」になります。
下図のようなモノコードを用いて弦を弾いた。弦の音を高くするための方法として正しい組み合わせを、次のア〜エから選びなさい。
【正解】イ
【解説】弦の音を高く(振動数を大きく)する条件は以下の3点です:
1. 弦の長さを短くする(ことじを近づける)
2. 弦を細くする
3. 弦の張りを強くする(おもりを重くする)
ギターやバイオリンでも、細い弦や強くピンと張った短い弦から高い音が出ます。
ある音源から音を出したところ、0.01秒間に5回振動した。このときの振動数は何 $\text{Hz}$ か計算しなさい。
【正解】 $500\,\text{Hz}$
【計算式・解説】
振動数 $[\text{Hz}]$ は「1秒あたりの振動回数」なので、振動回数をかかった時間 $[\text{s}]$ で割ります。
$$\text{振動数} = \frac{5\,\text{回}}{0.01\,\text{s}} = 500\,\text{Hz}$$
振動数が $256\,\text{Hz}$ の音源Aと、$440\,\text{Hz}$ の音源Bがある。より「高い音」が出るのはどちらか。また、その理由を簡潔に説明しなさい。
【正解】
・高い音が出る音源:音源B
・理由の例:振動数が大きいほど高い音になるから。
【解説】振動数(1秒間の振動回数)が大きいほど、人間の耳には「高い音」として聞こえます。$440\,\text{Hz} > 256\,\text{Hz}$ なので、音源Bの方が高音です。
人間の耳で聞くことができる音の振動数の範囲はおよそ $20\,\text{Hz} \sim 20000\,\text{Hz}$ と言われている。この範囲を超える、人間の耳では聞き取ることができないほど非常に高い振動数の音を何と呼ぶか答えなさい。
【正解】超音波(ちょうおんぱ)
【解説】およそ $20000\,\text{Hz}$ 以上の高い音を超音波と呼びます。コウモリやイルカが障害物を探知するソナーや、医療用のエコー検査、眼鏡洗浄機などに利用されています。
次の表は「音の性質」と「波形・振動の関係」をまとめたものである。表中の空欄 (ア) 〜 (エ) に当てはまる適切な語句を答えなさい。
| 音の特徴 | 関係する振動の要素 | 波形(オシロスコープ)での変化 |
|---|---|---|
| 音が大きい | ( ア )が大きい | 波の山と谷の( イ )方向の幅が大きくなる |
| 音が高い | ( ウ )が大きい | 一定時間内の波の数が増え、( エ )方向の幅が狭まる |
【正解】
ア:振幅
イ:縦(たて)
ウ:振動数
エ:横(よこ)
【解説】オシロスコープの画面では、上下(縦軸)が振幅(音の大きさ)、左右(横軸)が時間(波の詰まり具合=振動数=音の高さ)を表します。