公立高校入試(現代文<20回目>)
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No20
問1 (1)けれどそれを実践するには、自然な感じ、を意識する必要がある。
意識した、自然。矛盾しているとしか思えなかった。
とあるが、
この表現について述べたものとして最も適切なのは、次のうちではどれか。

ア 厳しく指導する鼎蔵と、指導についていけず困惑する佐那子の様子とを、
  相いれない二つの言葉を並べることで対照的に表現している。

イ 鼎蔵の教えを正しく理解して実践しようとする意欲に満ちた佐那子の様子を、
  文章中に句読点を多用して躍動的に表現している。

ウ 次々と変わる鼎蔵の教えを一つ一つ確かめながら成長していく佐那子の様子を、
  時間の経過とともに説明的に表現している。

エ 鼎蔵の教えの真意を理解しようと苦悩する佐那子の様子を、
  句読点を効果的に用いた短文を重ねて印象的に表現している。

 ア  イ  ウ  エ

問2 (2)佐那子は進むべき方向を見失っていた。 とあるが、
この表現から読み取れる佐那子の様子として最も適切なのは、次のうちではどれか。

ア 悩み抜いた末、自分の離れに自信をもったが、
  鼎蔵に認められるどころか厳しくはね付けられ、
  何が正しいか分からなくなっている様子。

イ 自信をもって鼎蔵の言葉どおりに離れを行ったが、
  技術的に不十分と指摘され、
  この先だれを頼りにすればよいか途方に暮れている様子。

ウ 自信をもって考え、たどり着いた離れを、
  鼎蔵に言葉ではっきりと説明できない自分に対して、
  情けなさといらだちを感じている様子。

エ 長年指導を受けても正しい離れを行えないため、
  鼎蔵の教えには従わず、
  新たな離れに取り組んでいくしかないと開き直っている様子。

 ア  イ  ウ  エ

問3 (3)「どうやったの!」 とあるが、
このときの佐那子の気持ちに最も近いのは、次のうちではどれか。

ア 弓の未経験者と言いながら難なく矢を放った逸平に対して、
  本当に初めて弓に触ったのだろうかと疑わずにはいられない気持ち。

イ 弓の未経験者であるため動きのぎこちない逸平を気遣ったが、
  離れが成功したのを見て自分のことのように喜ばずにはいられない気持ち。

ウ 自分がうまくできずにいる離れを、
  弓の未経験者の逸平が成功させたことに驚き、
  どのように放ったのかを尋ねずにはいられない気持ち。

エ 手本を見せようとした自分を待つことなく、
  弓の未経験者の逸平が矢を放ってしまったことに、
  いらだちを隠さずにはいられない気持ち。

 ア  イ  ウ  エ

問4 (4)離れについて悩むのはやめようと思った。 とあるが、
佐那子がこのように思ったわけとして最も適切なのは、次のうちではどれか。

ア 目の前で逸平が初めての離れを成功させたことに衝撃を受け、
  自分に正しい離れを行うことはできないとあきらめてしまったから。

イ 何も語ろうとしない逸平の姿から鼎蔵の教えの意味をおぼろげながらも読み取り、
  考えるという行為の無意味さを自覚したから。

ウ 生真面目で何も語らない逸平を見て、
  弓の教えを受けている自分があれこれと迷う姿を見せることはよくないと反省したから。

エ 弓の教えを受けていない逸平でさえ離れを成功させたのだから、
  これまでどおり練習すれば上達するはずだと確信したから。

 ア  イ  ウ  エ