国語古文(古文法)

 混同しやすい古語
 あ行  
1 あいなし かわいげがない。つまらない。
2 あた(仇・賊・敵) 敵。かたき。
3 あだ(徒) むだ。不誠実。かりそめ。 
4 あたらし(惜し) 惜しい。もったいない。
5 あへなし(敢へ無し) どうしようもない。張り合いがない。
6 あまゆ(甘ゆ) 恥ずかしがる。あまえる。<現>あまえる。
7 あやなし(文無し) すじが通らない。むなしく意味がない。
8 あらたし(新し) 新しい。
9 あらまし 概略。予想。予定。
10 あらまし(荒らまし) 荒々しい。けわしい。
11 あらまほし そうありたい。
12 いさ さあ。ええと。(疑問や否定の気持ち。下に打ち消しの語がくる)
13 いざ さて。さあ。どれ。(自分が進んで行うときに用いる)
14 いざなふ さそう
15 いざよふ ためらう。ぐずぐずして進まない。
16 いぶかし 不審だ。気がかりだ。
17 いぶせし 心が晴れない。
18 えさらず 避けられない。やむを得ない。
19 えならず 何とも言いようがないほどすてきだ。並大抵ではない。
20 おぼす(思す) 「思ふ」の尊敬語。
21 おもほす(思ほす) (同上)
22 おもほゆ(思ほゆ) 思われる。
 か行  
23 かつぐ(担ぐ) 肩にかけてになう。負担する。
24 かづく(被く) かぶる。かぶせる。
25 けに(異に) いっそうはなはだしく。より以上に。
26 げに(実に) まことに。なるほど。
27 けやけし とくに際立っている。
28 けやすし 消えやすい。
29 こころうし(心憂し) 心につらく思う。いやだ。
30 こころにくし(心憎し) 奥ゆかしい。
31 こころばせ(心馳せ) 心がけ。心遣い。
32 こころばへ(心延へ) 気立て。意味。
33 こちたし(言痛し) うるさい。
34 こちなし(骨無し) 無作法だ。無骨である。
 さ行  
35 さかし(賢し) 賢い
36 さがし(険し) 険しい。
37 さかし(然かし) そうだ。(肯定の返事)
38 ささめく ささやく
39 さざめく がやがやと騒ぐ。
 な行  
40 なのめ(斜め) 平凡だ。いい加減に思うこと。
41 なめげ(無礼げ) 無礼だ。失礼だ。
42 にくし(憎し) 気に入らない。
 ま行  
43 ものうし(物憂し) 心が進まない。めんどうくさい。
44 ものし(物し) 気に入らない。目障りだ。
45 ものす(物す) ~である。~する。行く。来る。
 や行  
46 やつす(窶す) 目立たないように姿を変える。
47 やつる(窶る) 見ばえがしなくなる。
48 よすが(縁・因・便) 方法。手段。頼りとする相手。落ち着き場所。
49 よるべ(寄方) 頼りとする所・人。
 ら行  
50 らうがはし(乱がはし) うるさい。乱雑だ。
51 らうたし(労甚し) かわいい。愛らしい。
52 らうらうじ 上品で美しい。洗練されている。