理科 令和4年(2022年)
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 No 令和4年(2022年)理科
問題原本はこちら → 兵庫県 公立高校入試問題 理科
1 感覚と運動のしくみに関する次の問いに答えなさい。
問1 刺激を受けとってから、反応するまでの時間を調べるために実験を行った。
〈実験〉
(a) 図1のように、AさんからJさんの10人が手をつないで並び、Aさん以外は目を閉じた。
(b) Aさんが右手に持ったストップウォッチをスタートさせると同時に、左手でとなりのBさんの右手をにぎった。
(c) 右手をにぎられたBさんは左手で、となりのCさんの右手をにぎり、次々に、にぎっていく。
(d) 最後のJさんがIさんに右手をにぎられたところをAさんが目で見て確認すると同時に、
持っていたストップウォッチを止めた。
(e) (a)~(d)の手順で3回実験を行い、その結果を表にまとめた。
       

(1)
Bさんは、右手をにぎられたことが脳に伝わると、
脳から手を「にぎれ」という命令の信号が出され、左手をにぎる反応が起こる。
このように、判断や命令などを行う神経を、次のア~エから1つ選びなさい。

ア 運動神経
イ 感覚神経
ウ 末しょう神経
エ 中枢神経

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(2)
図2は、ヒトの神経の模式図である。
実験(c)の下線部の反応が起こるとき、刺激や命令の信号が伝わる経路を、
次のア~エから1つ選びなさい。

 

ア a→d→i→ h
イ a→d→i→f
ウ f→i→d→a
エ f→i→e→c

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(3)
となりの人に右手をにぎられてから別のとなりの人の右手をにぎるまでの
1人あたりにかかる時間の平均として適切なものを、次のア~エから1つ選びなさい。
ただし、JさんがIさんに右手をにぎられたところを
Aさんが確認してからストップウォッチを止めるまでにかかる時間を0.20秒とする。

ア 0.22秒
イ 0.25秒
ウ 0.28秒
エ 0.31秒

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(4)
実験のように「手をにぎる」という反応は意識して行われるが、
「熱いものに手がふれたとき、とっさに手を引っ込める」という反応は、
意識とは無関係に起こる。
意識とは無関係に起こり、生まれつきもっている反応として適切なものを、
次のア~オから1つ選びなさい。

ア 映画を見ていると感動して涙が出た。
イ 目覚まし時計が鳴ったので、急いで止めた。
ウ 地震のゆれを感じたので、速やかに机の下に隠れた。
エ 皿の上に置かれた赤い梅干を見ると、口の中にだ液が出てきた。
オ 暗いところから明るいところへ移動すると、ひとみの大きさが変わった。

答え:
ア  イ  ウ  エ  オ 

問2 ヒトがさまざまな運動をすることができるのは、
骨格が体を支えるとともに、筋肉とはたらき合うからである。
図3は、ひじを曲げて荷物を点Aで持ち上げて静止させているときの模式図である。

  

(1)
図3のaは、関節をへだてた2つの骨についている筋肉の両端の部分を示している。
このaを何というか、次のア~エから1つ選びなさい。

ア けん
イ 軟骨
ウ 神経
エ 血管

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(2)
うでを使って荷物を持ち上げることができるのは、
てこのはたらきを利用しているためである。
点Aから点Bまでの距離を22cm、点Bから点Cまでの距離を3cmとし、荷物の質量は3㎏とする。

①てこを使っておもりを持ち上げることについて説明した次の文の 
 [ X ] ~ [ Z ]に入る語句の組み合わせとして適切なものを、
 あとのア~エから1つ選びなさい。

 

ア X 作用点  Y 力点   Z 支点
イ X 作用点  Y 支点   Z 力点
ウ X 力点   Y 支点   Z 作用点
エ X 支点   Y 作用点  Z 力点

答え:
ア  イ  ウ  エ 

②図3のように、荷物を支えるとき、点Bにはたらく力は何Nか、
あとのア~エから1つ選びなさい。
ただし、うでの質量は考えないものとし、点A~Cの3点は水平かつ同一直線上にある。
また、質量100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとする。

ア 230 N
イ 240 N
ウ 250 N
エ 260 N

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(3)
図4は、手首を伸ばしたまま、うでと指を曲げた状態の模式図であり、
筋肉D~Iが関係している。
この状態から、うで、手首、指を伸ばした状態にしたときに縮む筋肉を、
それぞれD~Iから全て選んだ符号を、あとのア~エから選びなさい。
ただし、指の骨は複数の骨がつながっているが、1つの骨として描いている。

  

ア D , E
イ D , H
ウ D , F
エ D , I

答え:
ア  イ  ウ  エ 

2 岩石と地震に関する次の問いに答えなさい。
問1 はなこさんは、自分の住んでいる地域の火成岩を観察し、
まとめたレポートについて先生と話をした。

 
 

(1)
【結果】の中の [ ① ] ~ [ ③ ]に入る語句の組み合わせとして適切なものを、
次のア~エから1つ選びなさい。

ア ①斑晶 ②石基 ③斑状
イ ①石基 ②斑晶 ③斑状
ウ ①斑晶 ②石基 ③等粒状
エ ①石基 ②斑晶 ③等粒状

答え:
ア イ ウ エ

(2)
【考察】の中の [ ④ ]に入る岩石名として適切なものを、
次のア~エから1つ選びなさい。

ア 花こう岩
イ せん緑岩
ウ 斑れい岩
エ 流紋岩

答え:
ア イ ウ エ

(3)
【考察】の中の [ ⑤ ]、[ ⑥ ]に入る語句の組み合わせとして適切なものを、
次のア~エから1つ選びなさい。

ア ⑤大きく ⑥激しく爆発的
イ ⑤大きく ⑥比較的おだやか
ウ ⑤小さく ⑥激しく爆発的
エ ⑤小さく ⑥比較的おだやか

答え:
ア イ ウ エ

(4)
[ ⑦ ]に入る火山の形の模式図として適切なものを、次のア~ウから1つ選びなさい。

 

答え:
ア イ ウ

問2 表は、ある地震の、地点A~Cにおける観測記録である。
また、図3は、ある年の1年間に、 で囲んだ部分で発生した地震のうち、
マグニチュードが1.5以上のものの震源の分布を表したもので、震源を 印で表している。
なお、地震の波の伝わる速さは一定であるものとする。



(1)
地震について説明した文の組み合わせとして適切なものを、
あとのア~エから1つ選びなさい。

① 地震が起こると、震源では先にP波が発生し、遅れてS波が発生する。
② 初期微動は伝わる速さが速いP波によるゆれである。
③ 震源からの距離が遠くなるほど初期微動継続時間が小さくなる。
④ 震源の深さが同じ地震では、マグニチュードの値が大きいほど、ゆれが伝わる範囲が広い。

答え:
ア  ①と③ イ  ①と④ ウ  ②と③ エ  ②と④

(2)
表の地震の発生時刻として最も適切なものを、次のア~エから1つ選びなさい。
必要があれば下の方眼紙を利用してもよい。

  

ア 8時49分4秒
イ 8時49分6秒
ウ 8時49分8秒
エ 8時49分10秒

答え:
ア イ ウ エ

(3)
表の地震において、地点Bで初期微動が始まってから4秒後に、
各地に同時に緊急地震速報が届いたとすると、
震源からの距離が105㎞の地点では、
緊急地震速報が届いてから何秒後に主要動が始まるか。
最も適切なものを、次のア~エから1つ選びなさい。

ア 4秒後
イ 8秒後
ウ 16秒後
エ 20秒後

答え:
ア イ ウ エ

(4)
図4は、図3の の部分を地下の深さ500㎞まで立体的に示したものである。
また、次のア~エは、図4の矢印W~Zのいずれかの向きに見たときの
震源の分布を模式的に表した図で、震源を 印で表している。
矢印Wの向きに見たものとして適切なものを、次のア~エから1つ選びなさい。



答え:
ア イ ウ エ

3 化学変化とイオンに関する次の問いに答えなさい。
問1 電池について、次の実験を行った。


(1)
水酸化ナトリウム水溶液の性質として適切なものを、
次のア~エから1つ選びなさい。

ア 青色リトマス紙を赤色に変える。
イ マグネシウムリボンを入れると、水素が発生する。
ウ フェノールフタレイン溶液を赤色に変える。
エ pHの値は7より小さい。

答え:
ア イ ウ エ

(2)
次の文の [ ① ] ~ [ ③ ]に入る語句の組み合わせとして適切なものを、
あとのア~エから1つ選びなさい。

実験1において、電子オルゴールが鳴っているとき、電子は [ ① ]から[ ② ]へ移動する。
また、図2の電池の-極で反応している気体は、[ ③ ]と考えられる。

ア ①電極X  ②電極Y  ③酸素
イ ①電極Y  ②電極X  ③酸素
ウ ①電極X  ②電極Y  ③水素
エ ①電極Y  ②電極X  ③水素

答え:
ア イ ウ エ

(3)
図2の電池では、水の電気分解と逆の化学変化によって、
水素と酸素から水が生じるとともに、エネルギーが変換される。
エネルギーの変換と電池の利用について説明した次の文の
[ ① ]、[ ② ]に入る語句の組み合わせとして適切なものを、
あとのア~エから1つ選びなさい。

図2の電池は、水素と酸素がもつ [ ① ] エネルギーを、
[ ② ] エネルギーとして直接取り出す装置であり、燃料電池と呼ばれる。

ア ①電気 ②音
イ ①化学 ②電気
ウ ①電気 ②化学
エ ①化学 ②音

答え:
ア イ ウ エ

(4)
表1の結果から、電気分解装置A~Dで生じていた水の質量を比較したグラフとして適切なものを、
次のア~エから1つ選びなさい。



答え:
ア イ ウ エ

問2 うすい硫酸とうすい水酸化バリウム水溶液を用いて、次の実験を行った。
〈実験2〉
うすい水酸化バリウム水溶液をそれぞれ20cm3ずつビーカーA~Eにとり、
BTB溶液を2、3滴ずつ加えた。
その後、ビーカーA~Eに加えるうすい硫酸の体積を変化させて、
(a)~(c)の手順で実験を行った。
(a) うすい硫酸をメスシリンダーではかりとり、
図3のように、ビーカーA~Eにそれぞれ加えて反応させた。
しばらくすると、ビーカーA~Eの底に白い沈殿ができた。
(b) 図4のように、電源装置と電流計をつないだステンレス電極を用いて、
ビーカーA~Eの液に流れる電流をはかった。
(c) (a)でできた白い沈殿をろ過し、ろ紙に残ったものをじゅうぶんに乾燥させて質量をはかり、
加えたうすい硫酸の体積とできた白い沈殿の質量を表2にまとめた。
        

表2


(1)
水酸化バリウム水溶液に含まれるバリウムイオンについて説明した文として適切なものを、
次のア~エから1つ選びなさい。

ア バリウム原子が電子1個を失ってできた1価の陽イオンである。
イ バリウム原子が電子2個を失ってできた2価の陽イオンである。
ウ バリウム原子が電子1個を受け取ってできた1価の陰イオンである。
エ バリウム原子が電子2個を受け取ってできた2価の陰イオンである。

答え:
ア イ ウ エ

(2)
次の文の [ ① ]、[ ② ]に入る色として適切なものを、
あとのア~エからそれぞれ1つ選びなさい。

うすい水酸化バリウム水溶液が入ったビーカーEにBTB溶液を加えたとき、ビーカーEの液は 
[ ① ]になり、うすい硫酸50cm3を加えると液は [ ② ]になる。

ア 赤色
イ 青色
ウ 緑色
エ 黄色

①
答え:
ア イ ウ エ

②
答え:
ア イ ウ エ

(3)
実験2の結果から、
加えたうすい硫酸の体積とビーカーA~Eの液に流れる電流の関係を
模式的に表したグラフとして適切なものを、次のア~エから1つ選びなさい。



答え:
ア イ ウ エ

4 電気とエネルギーに関する次の問いに答えなさい。
問1 電気器具の利用について、答えなさい。

(1)
図1のように、電磁調理器で金属製の鍋の中の水を温めた。
このことについて説明した次の文の [ ① ]、[ ② ]に入る語句の
組み合わせとして適切なものを、あとのア~エから1つ選びなさい。

   
電磁調理器の中にはコイルがあり、コイルに [ ① ] が流れると磁界が変化する。
その変化した磁界に応じて、金属製の鍋の底に [ ② ] 電流が流れ、
鍋の底の金属の抵抗によって鍋の底で熱が発生し、水が温められる。

ア ①直流 ②伝導
イ ①交流 ②伝導
ウ ①直流 ②誘導
エ ①交流 ②誘導

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(2)
図2のように、差し込み口が2か所あるコンセントがあり、
差し込み口の1か所にはテーブルタップがつないである。
コンセントの電圧は100Vである。
テーブルタップには差し込み口が4か所あり、最大15Aまで電流を流すことができる。

表1は、電気器具、電気器具の消費電力の表示、1日の使用時間をまとめたものであり、
電気器具はそれぞれ1つずつしかない。

 

①
コンセントの差し込み口の1か所に電気カーペットをつなぎ、
テーブルタップにノートパソコンとヘアドライヤーをつないで、全て同時に使用した。
このことについて説明した文として適切なものを、次のア~エから1つ選びなさい。

ア 電気カーペット、ノートパソコン、ヘアドライヤーは、互いに並列につながっている。
イ 電気カーペット、ノートパソコン、ヘアドライヤーは、直列につながっている。
ウ ノートパソコンとヘアドライヤーは並列につながっており、
  それに、電気カーペットが直列につながっている。
エ ノートパソコンとヘアドライヤーは直列につながっており、
  それに、電気カーペットが並列につながっている。

答え:
ア  イ  ウ  エ 

②
テーブルタップに、表1の電気器具のうちの2つ以上をつなぐとき、
同時に使用できる電気器具の組み合わせは何通りか、
解答欄のア~エから1つ選びなさい。
ただし、テーブルタップの差し込み口に違いはないものとする。

答え:
ア  4通り イ  5通り ウ  6通り エ  7通り

③
表1の4つの電気器具の1日の使用時間はそれぞれ同じままで、
電気カーペットとそうじ機を新しいものに取り換えて、
4つの電気器具の1日の電力量の合計を10%以上節電したい。
電気カーペットを360Wのものに取り換えるとき、
取り換えることができるそうじ機の最大の消費電力は何Wか、
解答欄のア~エから1つ選びなさい。

答え:
ア  425 W イ  426 W  ウ  427 W エ  428 W

問2 小球をレール上で運動させる実験を行った。

〈実験1〉
図3のように、
2本のまっすぐなレールを点Bでつなぎ合わせて、傾きが一定の斜面と水平面をつくる。
レールには目盛りが入っており、移動距離を測定することができる。
点Aはレールの一端である。
(a)~(d)の手順で実験を行い、小球の移動距離を測定し、結果を表2にまとめた。
小球はレールから摩擦力は受けず、点Bをなめらかに通過できるものとする。
    
(a) 図3のように、斜面ABのレール上に小球を置いた。
(b) デジタルカメラの連写の時間間隔を0.1秒に設定し、
カメラのリモートシャッターを押して連写をはじめた後に、
小球からそっと手をはなして小球を運動させた。
(c) 小球が移動したことが確認できる最初の写真の番号を1とし、
そのあとの番号を、2、3、4…と順につけた。
(c) レールの目盛りを読み、小球がはじめの位置からレール上を移動した距離を測定した。
    

〈実験2〉
実験1の後、図4のように、斜面ABのレール上で、水平面からの高さが20cmの位置に小球を置いた。
このとき、小球の位置と点Bの距離は40cmであった。
実験1と同じ方法で測定し、結果を表3にまとめた。



(1)
レール上を運動する小球にはたらく力について説明した文として適切なものを、
次のア~エから1つ選びなさい。

ア 斜面ABでは、小球にはたらく重力と垂直抗力の大きさは等しい。
イ 斜面ABでは、小球には、運動の向きに力がはたらき、その力は徐々に大きくなる。
ウ 水平面では、小球にはたらく重力と垂直抗力の大きさは等しい。
エ 水平面では、小球には、運動の向きに一定の力がはたらき続ける。

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(2)
実験1において、手をはなした小球は、表2の [ ① ] の間に点Bを通過する。
また、水平面での小球の速さは実験2のほうが [ ② ] ため、
実験1において、小球のはじめの位置の水平面からの高さは20cmよりも [ ③ ]。

①
実験1、2の結果について説明した上の文の [ ① ]に入る区間として適切なものを、
あとのア~エから1つ選びなさい。

ア 3番と4番
イ 4番と5番
ウ 5番と6番
エ 6番と7番

答え:
ア  イ  ウ  エ 

②
[ ② ]、[ ③ ]に入る語句の組み合わせとして適切なものを、
あとのア~エから1つ選びなさい。

ア ②大きい ③低い
イ ②小さい ③低い
ウ ②大きい ③高い
エ ②小さい ③高い

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(3)
〈実験3〉
実験2の後、図5のように、斜面のレールと水平面のレールとの間の角度を小さくした。
斜面ABのレール上で、水平面からの高さが20cmの位置に小球を置き、
実験1と同じ方法で測定した。
小球のはじめの位置と点Bの距離は60cmであった。
また、点Cは水平面のレール上にあり、点Bと点Cの距離は60cmである。
  

実験2と実験3について、
小球の速さと時間の関係を表したグラフとして適切なものを、
次のア~エから1つ選びなさい。



答え:
ア  イ  ウ  エ 

(4)
実験3において、小球が動きだしてから点Cを通過するまでにかかる時間は何秒か、
解答欄のア~エから1つ選びなさい。

答え:
ア  0.90 秒 イ  0.91 秒 ウ  0.92 秒 エ  0.93 秒