理科 令和5年(2023年)
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 No 令和5年(2023年)理科
問題原本はこちら → 兵庫県 公立高校入試問題 理科
1 植物の特徴と生物のつながりに関する次の問いに答えなさい。
問1 図1は,ゼニゴケ,イヌワラビ,サクラ,イチョウの4種類の植物の体の一部を表している。

図1


(1)
図1の植物のうち,葉・茎・根の区別がない植物として適切なものを,
図1のA~Dから1つ選びなさい。

答え:
A  B  C  D 

(2)
胞子がつくられる部分として適切なものを,図1のa~dから1つ選びなさい。

答え:
a  b  c  d 

(3)
サクラのめしべの柱頭で,花粉管がのびた後の精細胞の移動について説明した文として
適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。

ア 花粉管の外を精細胞の核のみが移動する。
イ 花粉管の外を精細胞が移動する。
ウ 花粉管の中を精細胞の核のみが移動する。
エ 花粉管の中を精細胞が移動する。

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(4)
受粉後に,サクラは図2のようなサクランボを実らせ,
イチョウは図3のようなギンナンを実らせる。
図4は,サクランボ,ギンナンのどちらかの断面を表した模式図である。

  

サクラとイチョウのつくりについて説明した次の文の
( ① ),( ② )に入る語句として適切なものを,
それぞれあとのア~ウから1つ選びなさい。
また,( ③ )に入る語句として適切なものを,
あとのア,イから1つ選びなさい。

サクラの花には ( ① )があり,イチョウの花には ( ① )がない。
( ② )は ( ① )が成長したものであることから,
図4は,( ③ )の断面を表した模式図である。



答え: ①
ア  イ  ウ 

答え: ②
ア  イ  ウ 

答え: ③
ア  イ 

問2 ショウさんは,理科の授業で,食物連鎖と,
図5のような,生物の活動を通じた炭素をふくむ物質の循環について学び,
土の中の小動物や微生物のはたらきを確かめるための観察,実験を行った。

 
(1)
図5の植物,草食動物,肉食動物のうち,草食動物の個体数が増加しているときの,
植物,肉食動物の個体数の変化を表したグラフとして適切なものを,
次のア~エから1つ選びなさい。

 

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(2)
ショウさんは,土の中の小動物や微生物のはたらきについて,
次の観察,実験を行い,レポートにまとめた。



①実験(b)において,上澄み液を沸騰させた理由を説明した文として適切なものを,
 次のア~エから1つ選びなさい。

ア 微生物の生育に最適な温度にするため。
イ 微生物に悪影響をおよぼす物質を除去するため。
ウ 微生物を殺すため。
エ 水を蒸発させ,実験に最適な水分量にするため。

答え:
ア  イ  ウ  エ 

②【結果】の中の に入る寒天培地のようすとして適切なものを,
次のア~エから1つ選びなさい。

 
 

答え:
ア  イ  ウ  エ 

2 天気の変化と空気中の水の変化に関する次の問いに答えなさい。
問1 図1は,2021年10月5日9時の日本付近の天気図である。

 

(1)
ある地点の天気は晴れ,風向は東,風力は2であった。
このときの天気図記号として適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。



答え:
ア イ ウ エ

(2)
気圧と大気の動きについて説明した文として適切なものを,
次のア~エから1つ選びなさい。

ア 低気圧の中心から風が時計回りに吹き出し,
  高気圧のまわりでは,高気圧の中心に向かって風が反時計回りに吹きこむ。
イ 低気圧の中心から風が反時計回りに吹き出し,
  高気圧のまわりでは,高気圧の中心に向かって風が時計回りに吹きこむ。
ウ 高気圧の中心から風が時計回りに吹き出し,
  低気圧のまわりでは,低気圧の中心に向かって風が反時計回りに吹きこむ。
エ 高気圧の中心から風が反時計回りに吹き出し,
  低気圧のまわりでは,低気圧の中心に向かって風が時計回りに吹きこむ。

答え:
ア イ ウ エ

(3)
図1の季節の日本付近の天気について説明した次の文の ( ① )~( ③ )に入る
語句の組み合わせとして適切なものを,次のア~クから1つ選びなさい。

9月ごろになると,東西に長くのびた ( ① )前線の影響で,くもりや雨の日が続く。
10月中旬になると,( ① )前線は南下し,( ② )の影響を受けて,
日本付近を移動性高気圧と低気圧が交互に通過するため,天気は周期的に変化する。
11月中旬をすぎると,( ③ )が少しずつ勢力を強める。

ア ① 停滞  ② 偏西風  ③ シベリア高気圧
イ ① 停滞  ② 台風   ③ シベリア高気圧
ウ ① 停滞  ② 偏西風  ③ オホーツク海高気圧
エ ① 停滞  ② 台風   ③ オホーツク海高気圧
オ ① 寒冷  ② 偏西風  ③ シベリア高気圧
カ ① 寒冷  ② 台風   ③ シベリア高気圧
キ ① 寒冷  ② 偏西風  ③ オホーツク海高気圧
ク ① 寒冷  ② 台風   ③ オホーツク海高気圧

答え:
ア イ ウ エ
オ カ キ ク

(4)
図2のア~エは,2021年10月,12月,2022年6月,7月のいずれかの日本付近の天気図である。
これらの天気図を10月,12月,6月,7月の順に並べたものとして
適切なものを,次の1~4から1つ選びなさい。
なお,図2のア~エには,図1の前日の天気図がふくまれている。



1 イ → ア → ウ → エ
2 ウ → エ → イ → ア
3 ウ → エ → ア → イ
4 イ → ウ → ア → エ

答え:
1 2 3 4

問2 神戸市の学校に通うリンさんとユウキさんは,
スキー教室で豊岡市に行ったとき,気温や湿度が神戸市とは違うと感じた。
後日,両市の気温と湿度について調べ,観測結果を手に入れた。
次の会話は,このことについて教室で話していたときの一部である。
なお,図3は,やかんの水が沸騰しているようす,
表1は,温度と飽和水蒸気量の関係,表2は,両市の同じ日の観測結果である。

 

 

リ ン さん:スキー教室に行ったとき,ロビーで,やかんのお湯が沸いているのを見たんだけど,
部屋の温度を上げるためだったのかな。

ユウキさん:
乾燥を防ぐためでもあるんじゃないかな。

リ ン さん:
やかんの口の先をよく見ていると,少し離れたところから白く見えはじめて,
さらに離れたところでは見えなくなっていたんだけど,この白く見えたものは何か知ってる?

ユウキさん:
それは ( ① )だと思うよ。

先   生:
よく知っていましたね。では,白く見えたものを消えにくくするためには,
部屋の温度と湿度をどのようにすればよいか分かりますか?

リ ン さん:
( ② )します。

先   生:
その通りです。

リ ン さん:
温度と湿度の関係といえば,両市の観測結果の9時を比較すると,湿度に差がありました。

先   生:
兵庫県の北部と南部では,同じ日でも気温,湿度に違いがありますね。
それでは,観測結果の気温と湿度をもとに,水蒸気量について考えてみましょう。
両市の9時の屋外の空気を比べたとき,1m3中にふくむことができる水蒸気量の差は,
何gになりますか。

ユウキさん:
はい,計算してみます。( ③ )gになります。

先   生:
そうですね。正解です。

(1)
会話文中の ( ① )に入る語句として適切なものを,
次のア~エから1つ選びなさい。

ア 酸素
イ 水蒸気
ウ 空気
エ 小さな水滴

答え:
ア  イ ウ  エ 

(2)
会話文中の ( ② )に入る語句として適切なものを,
次のア~エから1つ選びなさい。

ア 温度,湿度ともに高く
イ 温度を高くし,湿度を低く
ウ 温度を低くし,湿度を高く
エ 温度,湿度ともに低く

答え:
ア イ ウ エ

(3)
会話文中の下線部について,温度21℃,湿度48%の空気の露点として
最も適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。

ア 5℃
イ 9℃
ウ 13℃
エ 17℃

答え:
ア イ ウ エ

(4)
会話文中の ( ③ )に入る数値はいくらか,
最も適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。

ア 1.0 g
イ 1.2 g
ウ 1.4 g
エ 1.6 g

答え:
ア イ ウ エ

3 混合物の分け方に関する次の問いに答えなさい。
問1 ワインの成分は,おもに水とエタノールであり,かつてはワインを蒸留し,
とり出したエタノールを医療用として利用していた。
図1の実験器具を用いて,赤ワインからエタノールをとり出すために,
次の(a)~(c)の手順で実験を行い,結果を表1にまとめた。

 

 

〈実験〉
(a)
枝つきフラスコに赤ワイン30cm3と沸騰石を入れて,温度計をとりつけた。
(b)
赤ワインを加熱し,出てきた気体を氷水に入れた試験管で冷やし,再び液体にした。
この液体を試験管A~Cの順に約2cm3ずつ集め,加熱をやめた。
(c)
試験管にたまった液体の体積と質量をはかった後,液体をそれぞれ蒸発皿に移し,
マッチの火を近づけたときのようすを観察した。

(1)
図2は,手順(a)で用いた実験器具の一部を表している。
手順(a)の温度計のとりつけ方として適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。

 

 

答え:
ア イ ウ エ

(2)
水とエタノールの混合物を加熱したときの温度変化を表したグラフとして
適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。

 

答え:
ア イ ウ エ

(3)
この実験で,試験管A~Cにたまった液体について説明した次の文の
( ① )~( ③ )に入る語句の組み合わせとして適切なものを,
あとのア~クから1つ選びなさい。

試験管A~Cにたまった液体の色は全て ( ① )であり,
表1の結果から,試験管A~Cの液体にふくまれるエタノールの割合は,
試験管A,B,Cの順に ( ② )くなると考えられる。
また,塩化コバルト紙を試験管A~Cのそれぞれの液体につけると,
塩化コバルト紙の色が全て ( ③ )に変化することで,
試験管A~Cの液体には水がふくまれていることが確認できる。

ア ① 赤色  ② 低  ③ 赤色
イ ① 赤色  ② 低  ③ 青色
ウ ① 赤色  ② 高  ③ 赤色
エ ① 赤色  ② 高  ③ 青色
オ ① 無色  ② 低  ③ 赤色
カ ① 無色  ② 低  ③ 青色
キ ① 無色  ② 高  ③ 赤色
ク ① 無色  ② 高  ③ 青色

答え:
ア イ ウ エ
オ カ キ ク

(4)
図3は,水とエタノールの混合物の密度と質量パーセント濃度の関係を表したものである。
試験管A~Cの液体のうち,
エタノールの割合が2番目に高い液体の質量パーセント濃度として最も適切なものを,
次のア~オから1つ選びなさい。
ただし,赤ワインの成分は水とエタノールのみとする。

 

ア 21%
イ 31%
ウ 61%
エ 81%
オ 91%

答え:
ア イ ウ エ オ

問2 水にとけた物質をとり出すために,温度が20℃の部屋で,
次の(a)~(d)の手順で実験を行った。
表2は,100gの水にとける物質の質量の限度と水の温度の関係を表したものである。

〈実験〉
(a)
ビーカーA~Cにそれぞれ80℃の水150gを入れ,ビーカーAには塩化ナトリウム,
ビーカーBにはミョウバン,ビーカーCには硝酸カリウムをそれぞれ50gずつ入れてとかした。
(b)
ビーカーA~Cの水溶液をゆっくり20℃まで冷やしたところ,結晶が出てきた水溶液があった。
(c)
結晶が出てきた水溶液をろ過して,とり出した結晶の質量をはかった。
(d)
とり出した結晶を薬さじで少量とり,スライドガラスの上にのせて,顕微鏡で観察した。



(1)
ビーカーAにおいて,塩化ナトリウムの電離を表す式として適切なものを,
次のア~エから1つ選びなさい。

ア NaCl → Na- + Cl+
イ 2NaCl → Na2+ + Cl2-
ウ NaCl → Na+ + Cl-
エ 2NaCl → Na2+ + Cl2-

答え:
ア イ ウ エ

(2)
この実験において,結晶が出てきた水溶液をろ過しているとき,
ろ紙の穴,水の粒子,結晶の粒子の大きさの関係を表した模式図として
適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。
ただし,水の粒子は○,結晶の粒子は●で表す。



答え:
ア イ ウ エ

(3)
顕微鏡で図4のように観察した結晶について,
手順(c)ではかった質量として最も適切なものを,
次のア~オから1つ選びなさい。

 

ア 2.6g
イ 11.4g
ウ 14.2g
エ 18.4g
オ 31.6g

答え:
ア イ ウ エ オ

4 電気に関する次の問いに答えなさい。
問1 回路に加わる電圧と流れる電流について,次の実験を行った。

〈実験1〉
図1のような回路をつくり,電源装置で電圧を変化させ,
抵抗器A,Bの順に加えた電圧と流れた電流をはかった。
図2は,抵抗器A,Bのそれぞれについて,
抵抗器に加えた電圧と流れた電流の大きさの関係を表したものである。

 

(1)
電圧計の使い方について説明した文として適切なものを,
次のア~エから1つ選びなさい。

ア 電圧をはかりたい区間に直列につなぐ。
イ 最小目盛りの まで目分量で読みとる。
ウ 指針の振れが小さければ,-端子と+端子につないだ導線を,逆につなぎかえる。
エ 電圧の大きさが予想できないときは,いちばん大きい電圧がはかれる-端子につなぐ。

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(2)
図2のグラフから読みとれることに関して説明した次の文①,②について,
その正誤の組み合わせとして適切なものを,あとのア~エから1つ選びなさい。

①グラフの傾きは抵抗器Aより抵抗器Bのほうが小さく,同じ電圧を加えたとき,
 抵抗器Aより抵抗器Bのほうが流れる電流が小さい。

②いずれの抵抗器においても,抵抗器を流れた電流は,抵抗器に加えた電圧に反比例する。

ア ①―正 ②―正
イ ①―正 ②―誤
ウ ①―誤 ②―正
エ ①―誤 ②―誤

答え:
ア   イ   ウ   エ  

(3)
〈実験2〉
図3のように,実験1で用いた抵抗器A,Bと,抵抗器Cを用いて回路をつくった。
電流計は,500mAの-端子を使用し,はじめ電流は流れていなかった。
電源装置の電圧を6.0Vにしてスイッチを入れると,電流計の目盛りは,図4のようになった。
スイッチを切り,クリップPを端子Xからはずしてからスイッチを入れ,
電流計の目盛りを読み,スイッチを切った。
その後,クリップPを端子Zにつなげてからスイッチを入れ,電流計の目盛りを読んだ。

 

 

抵抗器Cの電気抵抗として最も適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。

ア 10Ω
イ 15Ω
ウ 20Ω
エ 30Ω

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(4)
この実験において,電流計が示す値を表したグラフとして適切なものを,
次のア~オから1つ選びなさい。



答え:
ア イ ウ エ オ

問2 エネルギーの変換について,次の実験を行った。

〈実験1〉
図5のように,コンデンサーと手回し発電機をつないで,
一定の速さで20回ハンドルを回した後,手回し発電機をはずし,
コンデンサーに豆電球をつなぐと,点灯して消えた。
同じ方法で,コンデンサーにLED豆電球をつなぐと,
LED豆電球のほうが豆電球よりも長い時間点灯して消えた。
次に,同じ方法で,コンデンサーにモーターをつなぐと,
モーターが回り,しばらくすると回らなくなった。
    

(1)
豆電球,LED豆電球が点灯したことについて説明した次の文の
( ① )~( ③ )に入る語句の組み合わせとして適切なものを,
あとのア~エから1つ選びなさい。

この実験において,コンデンサーには ( ① )エネルギーが蓄えられており,
豆電球やLED豆電球では ( ① )エネルギーが ( ② )エネルギーに変換されている。
LED豆電球のほうが点灯する時間が長かったことから,
豆電球とLED豆電球では,( ③ )のほうが変換効率が高いと考えられる。

ア ① 力学的  ② 電気  ③ LED豆電球
イ ① 力学的  ② 電気  ③ 豆電球
ウ ① 電気   ② 光   ③ LED豆電球
エ ① 電気   ② 光   ③ 豆電球

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(2)
図6は,モーターが回転するしくみを表したものである。
このことについて説明した文として適切でないものを,
次のア~エから1つ選びなさい。

 

ア 整流子のはたらきにより,半回転ごとにコイルに流れる電流の向きが入れかわり,
  同じ向きに回転を続ける。
イ コイルのABの部分にはたらく力の向きは,電流と磁界の両方の向きに垂直である。
ウ 電流の大きさは一定にしたまま,磁界を強くすると,コイルにはたらく力は大きくなる。
エ コイルのABの部分とBCの部分には,大きさの等しい力がいつもはたらく。

答え:
ア  イ  ウ  エ 

(3)
〈実験2〉
図7のような回路をつくり,滑車つきモーターの軸に重さ0.12Nのおもりを糸でとりつけた。
次に,手回し発電機のハンドルを時計回りに1秒間に1回の速さで回して発電し,
おもりを持ち上げ,LED豆電球と豆電球のようすを観察した。
また,おもりを80cm持ち上げるのにかかった時間,
おもりが持ち上げられている間の電流と電圧をはかった。
表1は,この実験を複数回行った結果をまとめたものである。
ただし,数値は平均の値を示している。

 

この実験におけるモーターの変換効率は何%か,次のア~エから選びなさい。

ア 6.5 %
イ 6.7 %
ウ 6.9 %
エ 7.1 %

答え:
ア  イ  ウ  エ