| アジア |
| [要点-アジア州] |
| aはヒマラヤ山脈、bはチベット高原、cは長江、dは黄河、eはインダス川、fはアラビア半島 (1)季節風(モンスーン): アジアの季節風は、特に重要な2つの特徴があります。 夏と冬で風向が逆になります。 図のように海方向から吹く季節は夏で、東南アジアなどでは雨季になります。 ![]() ![]() ①東部の季節風 (モンスーン): アジアの東部では、季節風(モンスーン)の影響で四季がはっきりしています。 夏は海洋部から吹き出す南東季節風、冬は大陸部から吹き出す北西季節風があります。 日本では夏は南東季節風、冬は北西季節風となります。 ②インドシナ半島やインド半島の雨季と乾季: インドシナ半島やインド半島では、雨が多い「雨季」と雨が少ない「乾季」がはっきりしています。 雨季は海から湿った風によって雨が多く降り、乾季は内陸から乾いた風によって雨がほとんど降りません。 (2)アジアNIES ①アジアNIES(新興工業経済地域): 近年急速に工業化が進んだ国や地域を指します。 具体的には、シンガポール、韓国(大韓民国)、香港(ホンコン)、台湾(タイワン)の4つの国や地域が含まれます。 ②これらの地域:経済特区を設けて工業の発展を促進し、世界的な経済成長を遂げました。 特に中国とインドは人口が世界第1位と第2位であり、アジア全体の人口の約6割を占めています。 ③アジアNIESとASEAN(東南アジア諸国連合): アジアの政治、経済、安全保障などに関する協力組織です。 ASEANにはブルネイ、カンボジア、フィリピン、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムの10カ国が加盟しています。 (3)中国の農業 ①北部(東北・華北): こちらは「畑作」が中心です。 気温が低く降水量が少ないため、小麦やとうもろこしが盛んに栽培されています。 ②南部(華中・華南): この地域では「稲作」が主流です。 気温が高く降水量が多いため、米や茶、綿花が栽培されています。 ③西部: こちらは「牧畜(放牧)」が中心です。 降水量が少ないため、牧草地が広がっています。 ④また、中国は三大穀物のうち「コメ」と「小麦」の生産量が世界一の農業大国です。 さらに、黄河流域では小麦、長江流域や華南では稲作が盛んです。 ⑤中国人の9割が漢族(漢民族)で、それ以外の少数民族は西部で生活(農業は牧畜が中心)。 中国は1980年代に経済特区を設けた → 安くて豊富な労働力にひかれて外国資本が流入→沿岸部を中心に発展。 沿岸部と内陸部の経済格差が拡大 → 「西部大開発」。 ⑥東南アジアの文化: 中国やインドの影響を受けています。 華人という中国系も多い。 宗教も仏教(タイなど)、イスラム教(インドネシアやマレーシア)、ヒンドゥー教、キリスト教(フィリピン)と入り交じっている。 ⑦タイ: 米の輸出が世界一のタイなどでは、年に2回米を作る二期作が行われています。 ⑧プランテーション(大規模な農園):パーム油の原料となるアブラやし。 日本に輸出するためのえびの養殖場の開発 → 熱帯雨林の減少。 ASEAN(東南アジア諸国連合)の国々:工業団地を整備。 安い労働力にひかれて多くの日本企業が進出。 急激な都市化 → スラムと呼ばれる劣悪な住環境などの都市問題。 ⑨インド: 英語、数学の教育水準の高さ → 情報技術産業(IT産業)(中心都市はバンガロール)。 農業の中心はガンジス川流域のヒンドスタン平野(下流域では米、上流域では小麦)。 ⑩西アジア: アラビア語を使うアラブ系、人口のほとんどはイスラム教徒。 ペルシャ湾沿岸で石油を産出。 産油国はOPEC(石油輸出国機構)を結成。 中央アジア:シルクロードの歴史遺産、レアメタル(希少金属)を産出。 |
| アジア州-地形 |
| 【ウラル山脈】ユーラシア大陸をヨーロッパとアジアに分ける境目となる山脈。 【ヒマラヤ山脈】中国南西部とインド・ネパールの間にある、高くけわしい山脈。 【チベット高原】中国南西部に広がる大高原。 【ペルシャ湾】インド洋北西部にある、アラビア半島とイランに囲まれた湾。 ![]() ①アジアの中央: 8000mをこえるヒマラヤ山脈がそびえ、その北側には「世界の屋根」ともいわれるチベット高原が広がっています。 それらの山地から、東には長江、黄河が流れ出ています。 西にはインダス川、南にはメコン川などの大河川が流れ出ています。 ②ユーラシア大陸に位置するアジア州をとりまく大洋: 太平洋とインド洋。 海に突き出た半島としては、アラビア半島やインドシナ半島などがあります。 ![]() ③赤道: 南アメリカ大陸のアマゾン川流域アフリカ大陸のギニア湾、東南アジアのシンガポール付近を通っています。 ![]() |
| 国名 |
![]() |
| アジアの区分 |
![]() ①アジア州: 東アジア、東南アジア、南アジア西アジア、中央アジア、シベリア地方に区分されます。 |
| 雨温図 |
![]() ![]() ![]() ①赤道: シンガポール付近を通っています。 赤道周辺は年間を通して気温が高い熱帯の気候です。 とくに、シンガポール(C)のように赤道直下にあるところでは、1年じゅう雨が多い熱帯雨林気候です。 ②インドのコルカタ(D): ここも熱帯ですが、雨季と乾季のあるサバナ気候になっています。 西アジア(リヤド、カラチ)、中央アジア(ウランバートル(A))は乾燥帯です。 日本や中国(シャンハイ(B))などの東アジアは温帯になっているところが多い。 ③ア~エの雨温図がどの気候帯を示しているかを考えます。 エは年間降水量が極端に少ないことから乾燥帯で、Aのウランバートルのものだと判ります。 ④アとイは最寒月の気温が18℃以上なので熱帯と判断できます。 その中のアは年中雨が多いので赤道直下の熱帯雨林気候で、Cのシンガポールの雨温図であると判断できます。 ⑤イは雨の降る時期(雨季)と雨の少ない時期(乾季)があるから熱帯のサバナ気候で、Dのコルカタの雨温図と判断できます。 ⑥雨温図ウは最寒月の気温が-3℃~18℃の間に入っているので温帯で、Bのシャンハイのものと判断できます。 |
| 人口 |
![]() 東南アジアは、アジアの一部であり、多くの国々が含まれています。 最新のデータ(2016年)によれば、東南アジアの人口は世界全体の約6割を占めています。 具体的には、以下の国々が含まれています。 インドネシア: 世界第4位の人口を持つ国で、約2.6億人が住んでいます。 フィリピン: 約1.1億人が住んでいます。 ベトナム: 約9,600万人が住んでいます。 タイ: 約6,800万人が住んでいます。 ミャンマー: 約5,500万人が住んでいます。 マレーシア: 約3,200万人が住んでいます。 カンボジア: 約1,600万人が住んでいます。 ラオス: 約700万人が住んでいます。 |
| 中国の人口 |
【中国の人口】人口が約14億人と、世界で最も多い。首都は北京。![]() ①中国は世界で最も人口の多い国であり、最新のデータ(2016年)によれば、約13.8億人が住んでいます。 この巨大な人口は、中国の経済や文化、社会に大きな影響を与えています。 ②さらに、中国は三大穀物のうち「コメ」と「小麦」の生産量が世界一の農業大国です。 コメと小麦は世界的に重要な食糧であり、中国の農業はこれらの穀物の生産に大きく貢献しています。 ③また、中国の地理的特徴として、黄河と長江(揚子江)が挙げられます。 黄河は中国北部を流れ、長江は中国最長の河川で、流域には上海や南京などの大都市があります。 |
| 民族 |
| 【漢民族】中国の人口の90%以上を占める民族。 【多民族国家】国民が複数の民族によって構成されている国家。 【華人】海外に移住し、その国の国籍を取得して定住している中国系の人々のこと。 ![]() ①東アジア: 中華民族(漢民族): 中国の主要な民族で、約9割の人口を占めています。 日本人: 日本列島に住む民族です。 朝鮮民族: 朝鮮半島に住む民族で、韓国と北朝鮮に分布しています。 ②東南アジア: モン族: ミャンマーに住む民族で、山地に住むモン族と平地に住むモン族に分かれます。 クメール族: カンボジアの主要な民族です。 マレー人: マレーシアやインドネシアに住む民族で、イスラム教徒が多いです。 ③南アジア: インド・アーリア人: インド亜大陸に広く分布する民族で、ヒンドゥー教徒やシク教徒が含まれます。 シンハラ人: スリランカの主要な民族で、仏教徒が多いです。 タミル人: インドとスリランカに住む民族で、タミル語を話します。 ④西アジア: アラブ人: アラビア半島や中東に広く分布する民族で、イスラム教徒が多いです。 ユダヤ人: イスラエルや中東に住む民族で、ユダヤ教の信者です。 |
| 宗教 |
| 【仏教】紀元前5世紀ごろ、シャカ(釈迦)がインドで開いた宗教。 【キリスト教】1世紀ごろに、イエス・キリストの教えをもとに成立した宗教。 【イスラム教】7世紀前半に、ム八ンマド(マホメット)がアラビア半島で開いた宗教。 【ヒンドゥー教】インドで広く信仰されている宗教。 ![]() ①仏教: インドで誕生し、東アジアや東南アジアの大陸部を中心に広まりました。 特にタイでは約9割の人が仏教を信仰しています。 日本も仏教が伝わり、神道やキリスト教と共存しています。 ②イスラム教: 7世紀にアラビア半島で始まり、西アジアを中心に広まりました。 インドネシアやマレーシア、パキスタンなどで信仰されています。 イスラム教は飲酒や豚肉の摂取が禁止されていることも特徴です。 ③キリスト教: 1世紀にイエスが始めた宗教で、フィリピンで信仰されています。 フィリピンはスペインの植民地であり、スペイン人の布教活動によってキリスト教が広まりました。 ④さらに、ヒンドゥー教やユダヤ教など、アジアには他にも多くの宗教が存在します。 |
| 農業 |
| 【センターピボット】 乾燥地域で大規模に作物を栽培するために、くみ上げた地下水に肥料を添加した後、 自走式の散水管に圧送して水をまく灌漑法のこと。 ①東アジア: 中国: 中国の南部はモンスーンの影響を受けやすい地域で、雨が非常に多く降ります。 このため、稲作が盛んに行われています。 中国の米の生産量は世界一位で、土地の広さと二期作(一年に二度作物を作ること)がその秘密です。 日本: 日本も稲作が盛んで、お米を作っています。 ②東南アジア: タイ: タイはモンスーンの影響を受け、稲作に適した気候です。 タイは世界で米の輸出量が一位です。 ベトナム: ベトナムも稲作が盛んで、美味しいお米が生産されています。 ③サウジアラビア: 地下水をくみあげてセンターピボット(下右図)で散水する農業も行われています。 ![]() |
| インドの農業 |
| 【インドの農業】デカン高原は綿花、アッサム地方は茶の産地。 インドは農業大国で、世界第2位の米と小麦を生産しています。 綿花や茶、サトウキビ、バナナ、ジュートなども世界的に重要です。 ![]() ①インドの農業分布は、降水量と密接な関係があります。 ②米は年降水量1000mm以上の地域(ガンジス川流域など)で多く生産されています。 ③降水量が500mm~1000mmの地域(インダス川流域など)では、乾燥した気候に適した小麦の栽培が行われています。 ④デカン高原では綿花の栽培が盛んです。 ⑤アッサム地方やスリランカでは茶の栽培が盛んです。 |
| 中国の経済成長 |
| 【経済特区】中国が外国の資本や技術を導入するために、外国の企業に開放した特別地域。 中国には以下の5つの経済特区が存在します。 深圳(広東省): 1979年に設立され、広東省に位置しています。 深圳は中国の経済特区の先駆けであり、外国企業に多くの優遇措置を提供しています。 珠海(広東省): 深圳の近くに位置し、外国投資を促進するために設立されました。観光業も盛んです。 汕頭(広東省): 広東省の沿岸部にあり、外国企業の進出を支援しています。 厦門(福建省): 福建省に位置し、外国企業に税制上の優遇を提供しています。港湾都市としても重要です。 海南島(海南省): 1988年に設立され、海南省に位置しています。観光業や高技術産業の発展を目指しています。 ![]() |
| 中国国内の経済問題 |
![]() ①経済特区: 中国は東部の沿岸部に経済特区を設けており、外国企業を受け入れています。 特にシェンチェン(香港の近く)やアモイ(台湾の西)などがあります。 これらの特区は外国投資を促進し、経済成長を支えています。 ②農業: 中国の農業は地域ごとに異なります。 長江流域や華南地域では稲作が盛んであり、黄河流域では小麦が主要な作物です。 一方、北部はとうもろこしの生産が盛んです。 内陸の西部は雨が少ないため、牧畜が中心となっています。 ③格差: 中国では発展した東部の沿岸部と内陸部との経済格差が問題となっています。 東部は発展している一方で、西部の内陸部は発展が遅れています。 格差を縮小するため、中国政府は西部大開発を推進しています。 |
| インドの経済成長 |
![]() ①経済特区と一人っ子政策: インドは「経済特区」を設けて外国企業を受け入れています。 これは経済改革を進め、工業製品の生産を促進するための取り組みです。 また、かつて「一人っ子政策」を実施していましたが、現在は緩和されています。 この政策は人口増加を抑えるために行われていました。 ②人口と宗教: インドは世界で2番目に人口の多い国です。 約12.9億人が暮らしています。 宗教は多様で、ヒンドゥー教が主要な宗教です。 他にもイスラム教、仏教、キリスト教などが信仰されています。 ③農業: インドの農業は主に稲作が盛んです。 米や小麦、綿花などが栽培されています。 また、茶の生産も盛んであり、世界的に有名です。 ④バンガロール: インドはもともと数学の教育に力を入れており、コンピューター教育もさかんで英語が堪能な人材が多い。 当初はアメリカなどへ技術者が渡り、ソフトウェアの開発にたずさわっていたが、 現在は国内での生産が中心になっています。 |
| 東南アジアの変化 |
| 【プランテーション】近世の植民制度から始まった前近代的農業大企業およびその大農園。 【モノカルチャー経済】特定の作物だけを作るという極端に偏った経済の構図のこと。 ![]() ①かつて東南アジア各国はイギリス、フランス、オランダなどのヨーロッパの国の植民地でした。 ヨーロッパ人は、その地域の自然条件にあった単一の農作物(天然ゴムなど)を、 プランテーションという大農園で栽培しヨーロッパなどに輸出しました。 ②その結果、天然ゴムなどの単一の商品作物の輸出がその国の経済を支えるモノカルチャー経済になりました。 モノカルチャー経済は、天候や景気により価格が大きく変動するため、 輸出品の種類が少ないと毎年安定した収入を得ることができないという問題をかかえています。 ③天然ゴムの生産(2009年): 1位 タイ(30.9%)、2位 インドネシア(27.2%)、3位 マレーシア(9.1%)、4位 インド(8.1%) |
| ASEAN |
【ASEAN】東南アジアの10か国が加盟する組織。![]() ①設立と加盟国: ASEANは1967年にバンコクで発足した東南アジアの友好と経済発展、 政治的安定を目的として設立された地域協力機構です。 現在、ASEANには10か国が加盟しており、各国は経済的な結びつきを強めています。 加盟国にはタイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアが含まれています。 ②目的と役割: ASEANは政府間協力を促進し、加盟国と他国との経済、政治、安全保障、教育、社会文化の統合を促進しています。 アジア太平洋地域とも連携し、世界的なネットワークを維持しており、グローバルで強力な組織とみなされています。 ③経済的な結びつき: ASEANは自由貿易地域(AFTA)を創設し、ASEAN経済共同体(AEC)を発足させました。 これにより域内の市場統合と自由化が進んでいます。 |
| アジアの賃金 |
![]() ①近年、東南アジアや中国などに、日本企業などの外国企業が進出しています。 これは、日本と比べて労働者の賃金がはるかに安いためです。 家電製品、自動車、冷凍食品などをつくる日本企業が、 アジアの国々に工場を建設して日本向けの製品を生産しています。 ②さらに、アジア各国で経済が発展すると、これらの国々向けの製品を生産するために、 日本から進出する企業も増えています。 タイやマレーシアなどの工業が発達してきた国々では、 工業団地をつくって外国の企業を積極的に受け入れる政策をとっています。 |
| マレーシア、タイの最近の輸出品 |
| 【マレーシア】マレー半島とカリマンタン(ボルネオ)島の一部からなる国。首都はクアラルンプール。 マレーシアの主要な輸出品目: 電気電子製品(36%) 化学製品(7.1%) 石油製品(7.0%) 液化天然ガス(6%) パーム油(5.1%) 【タイ王国】インドシナ半島に位置する国。首郞はバンコク。 タイの主な輸出品目: 機械・同部品 鉄・鉄鋼製品 電子機器・同部品 タイは輸出主導型の経済であり、GDPの約65%を輸出が占めています。 これらの製造品が主な輸出品目となっています。 ①下のグラフからもわかるように、 かつて、マレーシア、タイ、インドネシアなどの輸出の中心は、 鉱産資源(石油、すずなど)や農産品(天然ゴム、米など)が中心であった。 しかし、工業化が進み、現在では、機械類などの工業製品が輸出の中心になった。 ![]() ![]() |
| タイ、インドネシア、マレーシアの農村 |
| 【インドネシア共和国】東南アジア南部に位置する赤道直下の国。 プランテーシヨンによるコーヒーや天然ゴ厶の栽培がさかんに行われている。 ![]() ①タイ: タイは農業が重要な産業であり、米、トウモロコシ、砂糖、ゴム、果物などが栽培されています。 農村部では伝統的な農業方法が一般的で、農地は家族単位で所有されています。 最近では持続可能な農業技術の導入や農村開発が進められています。 ②マレーシア: マレーシアはアジア太平洋地域の農業変革において重要な役割を果たしています。 革新的な農業技術と持続可能な農業実践が特徴です。 主な農産品にはパーム油、ゴム、コーヒー、ココナッツ、稲などがあります。 ③インドネシア: インドネシアは人口が多く、農業が重要です。 主要な農産品には米、トウモロコシ、大豆、肉、砂糖が含まれています。 |
| 西アジア |
| 【サウジアラビア王国】アラビア半島の大半を占める国。首都はリヤド。 【アラブ首長国連邦】ペルシャ湾岸にある国。首都はアブダビ。 【OPEC】1960年に世界の産油国で結成された組織。 産油国の利益を守り、原油価格の安定をはかることを目的としています。 ![]() ①世界の石油埋蔵量の約半分は、ペルシャ湾沿岸を中心とする一帯に集中しています。 また、石油の生産量・輸出量ともにペルシャ湾沿岸の産油国が大きな割合を占めています。 日本の石油輸入の約8割はペルシャ湾沿岸の国々からです。 その中でも多いのが、サウジアラビアです。 ②かつて、西アジアの油田を開発したのは、 メジャーとよばれるアメリカやイギリスなどの石油会社でした。 メジャーは産油国に対してわずかな利権料を支払うだけであったので、産油国は貧しいままの状態に置かれていました。 そこで、産油国はメジャーとの石油価格の交渉を有利に進めるため、1960年にOPEC(石油輸出国機構)を結成し、 70年代になると、石油産業の国有化や価格引き上げを行うようになりました。 ③1973年、イスラエルとアラブ諸国の間で第四次中東戦争がおこりました。 アラブ諸国は、イスラエルを支持する先進国に対抗するため石油の輸出を制限し、その価格を大きく引き上げました。 石油価格の高騰によって、ヨーロッパ諸国や日本では物価が高騰し、経済が混乱して世界的な不況にみまわれました。 これを石油危機といいます。 |
| 中央アジア |
| 【レアメタル】天然の産出量が少なかったり品位の良いものが得にくかったりする金属。 希少金属。 ![]() 中央アジアでは、世界的に埋蔵量が少なく貴重な希少金属(レアメタル)が産出されます。 また、中央アジアには中国とヨーロッパを結んだ古代の交易路(シルクロード)の歴史遺産が多く、観光客が増えています。 |
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