社会科A 令和3年(2021年)
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 No 令和3年(2021年)社会科
問題原本はこちら → 愛知県 公立高校入試問題 社会A
1 次のⅠ、Ⅱ、Ⅲは、海外から日本にもたらされた作物や物品の写真である。
あとの問1から問3までの問いに答えなさい。

  
問1 次の文章は、Ⅰの作物の栽培が始まったことで生じた社会の変化について述べたものである。
文章中の [    ] にあてはまることばとして最も適当なものを、下のアからエの中から選びなさい。

Ⅰの作物は日本人の主食の一つとなっている。
この作物の栽培が始まった後の遺跡からは、それまでにはみられなかった [    ] が発掘されている。
これは土地や水の利用をめぐる戦いが起きていたことを示すものと考えられている。

ア 石包丁などの農具や弥生土器
イ 銅鏡や銅鐸などの青銅器
ウ 集落を取り囲む堀やへいの跡
エ 作物を貯蔵する施設の跡

答え:
ア イ ウ エ

問2 次の文章は、Ⅱの物品がもたらされていた期間中の日本のようすについて述べたものである。
文章中の [    ] にあてはまることばとして最も適当なものを、下のアからエの中から選びなさい。

Ⅱの物品はすべて中国でつくられたものである。
これらが大量に輸入されたことで商業活動が活発となり、14世紀には [   ] が行われていた。

ア 十三湊(とさみなと)の豪族がアイヌとの交易品を畿内にもたらすなど遠隔地間の取引
イ 商人が農民に材料や道具を貸し出して製品を製造させる問屋制家内工業
ウ 東南アジア各地に日本町がつくられ、大名や豪商によって朱印船貿易
エ 金・銀・銭の貨幣の両替で利益を上げた商人による大名への金銀の貸し付け

答え:
ア  イ  ウ  エ 

問3 次の文章は、Ⅲの物品が日本にもたらされたことに関連して述べたものである。
文章中の( ① )、( ② )にあてはまることばの組み合わせとして最も適当なものを、
下のアからエの中から選びなさい。

Ⅲの物品を初めて日本にもたらしたのはポルトガル人であるとされている。
15世紀以降、ポルトガルは( ① )が支配する地域を経由しない交易路の開発を進めた。
また、ポルトガルはカトリック国であり、( ② )に対抗して新しい信者を獲得する必要からも海外進出を積極的に行った。

ア ① オスマン帝国、 ② イエズス会
イ ① オスマン帝国、 ② プロテスタント
ウ ① モンゴル帝国、 ② イエズス会
エ ① モンゴル帝国、 ② プロテスタント

答え:
ア  イ  ウ  エ 

2 次のⅠ、Ⅱ、Ⅲの資料とW、X、Y、Zのカードは、
生徒が歴史をさまざまな視点から考えることをテーマにした発表を行った際に用いたものの一部である。
資料中のAとB、CとD、EとFの部分は、それぞれの資料中の絵や写真に関して、
その当時、異なる立場をとった二人の人物の意見であり、
そのうちCとD、EとFの部分には、それぞれW、X、Y、Zのカードのいずれかがあてはまる。
あとの問1から問4までの問いに答えなさい。
なお、Ⅰの資料中のAとBの部分およびWからZまでのカードの中には現代語で要約したものがある。

資料


カード


問1 次の文章は、生徒がⅠの資料について発表した際に用いたメモの一部である。
文章中の( ① )、( ② )にあてはまることばと人名の組み合わせとして最も適当なものを、
下のアからカの中から選びなさい。

Aの部分に示された意見は西洋の考え方を当時の人々に紹介した人物のものであり、ここでは( ① )制度の不要を説いている。
一方、Bの部分に示された意見は( ② )のものである。
彼は、伝統的な日本文化が軽視されることを心配し、文化財の保護や日本画を教える官立の学校の設立に関わった。

ア ① 教育、  ② 岡倉天心
イ ① 身分、  ② 岡倉天心
ウ ① 教育、  ② 中江兆民
エ ① 身分、  ② 中江兆民
オ ① 教育、  ② 福沢諭吉
カ ① 身分、  ② 福沢諭吉

答え:
ア イ ウ エ オ カ

問2 Ⅱの資料中のC、Ⅲの資料中のEのそれぞれの部分にあてはまるカードとして最も適当なものを、
WからZまでの中からそれぞれ選びなさい。

(1) Ⅱの資料中のC

答え:
 W  X  Y  Z

(2)Ⅲの資料中のE

答え:
 W  X  Y  Z

問3 次の文章は、生徒がⅡの資料について発表した際に用いたメモの一部である。
文章中の [ ③ ] [ ④ ] にあてはまることばの組み合わせとして最も適当なものを、
下のアからカの中から選びなさい。

この制度の導入が検討された時期、国内では社会運動が広がりを見せ、[ ③ ] された。
また、この時期、ワシントン会議の結果を受けて、対外的には [ ④ ] しようとする政策がとられた。

ア ③ 労働基準法が制定、     ④ 欧米諸国と対立しても満州の権益を拡大
イ ③ 労働基準法が制定、     ④ 欧米諸国と協調して平和を維持
ウ ③ 日本最初のメーデーが開催、 ④ 欧米諸国と対立しても満州の権益を拡大
エ ③ 日本最初のメーデーが開催、 ④ 欧米諸国と協調して平和を維持
オ ③ 民撰議院設立建白書が提出、 ④ 欧米諸国と対立しても満州の権益を拡大
カ ③ 民撰議院設立建白書が提出、 ④ 欧米諸国と協調して平和を維持

答え:
ア イ ウ エ オ カ

問4 次の文章は、生徒がⅢの資料について発表した際に用いたメモの一部である。
文章中の [ ⑤ ]、[ ⑥ ] にあてはまることばの組み合わせとして最も適当なものを、
下のアからエの中から選びなさい。

Ⅲの資料中の写真で、国会議事堂周辺に集まった人たちの多くは、この運動のきっかけとなった
[ ⑤ ] 意見を支持していた人たちであった。
江戸時代から大日本帝国憲法の制定を経て、日本国憲法の制定へと日本の政治の仕組みが
[ ⑥ ] へと移り変わるなかで、集団で意見の表明を行うことが、国民の権利として認められるようになった。

ア ⑤ 条約を結ぼうとする、    ⑥ 社会主義的なものから資本主義的なもの
イ ⑤ 条約を結ぼうとする、    ⑥ 専制的なものから民主的なもの
ウ ⑤ 条約を結ぶことに反対する、 ⑥ 社会主義的なものから資本主義的なもの
エ ⑤ 条約を結ぶことに反対する、 ⑥ 専制的なものから民主的なもの

答え:
ア  イ  ウ  エ 

3 次のⅠの表は、日本の流域面積上位の河川を示したものであり、
Ⅱの表は、Ⅰの表中の河川の流域に位置する4道県の1農家あたり耕地面積等を示したものである。
また、Ⅲの表は、米の収穫量等の上位3道県およびその全国に占める割合を示したものであり、
Ⅳのグラフは、銚子漁港の水あげ量の推移を、Ⅴのグラフは、日本の漁業種別の漁獲量、
魚介類の輸入量の推移を示したものである。
あとの問1から問3までの問いに答えなさい。
なお、Ⅱの表中のA、B、C、Dは、それぞれ岩手県、群馬県、長野県、北海道のいずれかであり、
Ⅲの表中のX、Y、Zは米の収穫量、ばれいしょ(じゃがいも)の収穫量、肉用牛の飼育頭数のいずれかである。





問1 次の文章中の( ① )( ② )にあてはまる符号とことばの組み合わせとして最も適当なものを、
下のアからクの中から選びなさい。

木曽川の上流域が位置するⅡの表中の( ① )では、電子機器や情報通信機器の生産がさかんである。
また、夏の冷涼な気候を生かした高原野菜の栽培や、水はけのよい( ② )での果樹の栽培などがさかんである。

ア ① A、  ② 扇状地
イ ① A、  ② 三角州
ウ ① B、  ② 扇状地
エ ① B、  ② 三角州
オ ① C、  ② 扇状地
カ ① C、  ② 三角州
キ ① D、  ② 扇状地
ク ① D、  ② 三角州

答え:
ア イ ウ エ
オ カ キ ク

問2 Ⅲの表中のX、Y、Zのうち、「米の収穫量」を示すもの、
「肉用牛の飼育頭数」を示すものをそれぞれ選びなさい。

(1) 「米の収穫量」

答え:
X Y Z

(2) 「肉用牛の飼育頭数」

答え:
X Y Z

問3 Ⅰの表中の利根川の河口付近に位置する銚子漁港および日本の漁業等について、
Ⅳ、Ⅴのグラフから読み取ることができる内容をまとめた文として最も適当なものを、
次のアからエの中から選びなさい。

ア Ⅳのグラフで銚子漁港の水あげ量が最大となった年について、Ⅴのグラフをみると、
  この年に日本の遠洋漁業と沖合漁業の漁獲量はいずれも最大となっている。
イ 1970年から1980年までの期間について、Ⅳのグラフをみると、銚子漁港の水あげ量が増加しており、
  Ⅴのグラフをみると、遠洋漁業と沖合漁業の漁獲量はいずれも増加している。
ウ 1985年と1995年について、Ⅳのグラフをみると、
  1995年の銚子漁港の水あげ量は1985年の4分の1程度に減少しており、
  Ⅴのグラフをみると、1995年の日本の魚介類の輸入量は1985年の4倍以上に増加している。
エ 1995年と2015年について、Ⅴのグラフをみると、
  2015年の遠洋漁業、沿岸漁業、沖合漁業の漁獲量はいずれも1995年よりも減少しており、
  Ⅳのグラフをみると、2015年の銚子漁港の水あげ量は1995年よりも増加している。

答え:
ア  イ  ウ  エ 

4 次の会話文は、生徒と先生が日本と同緯度の地域に位置する国について話し合った際の会話の一部である。
Ⅰ、Ⅱの略地図はそれぞれ北海道地方、ヨーロッパ州の一部を示したものであり、
Ⅲの資料はオーストラリアのタウンズビルについて、その位置と月別降水量と月別平均気温を示したものである。
また、Ⅳの表は砂糖の原料となる農作物の生産量上位3国を示したものである。
あとの問1から問3までの問いに答えなさい。
なお、Ⅱの略地図中のAからDまでは緯線を示している。

会話文
生徒:日本の国土の位置は緯度で示すとどのくらいでしょうか。
先生:日本の国土はおよそ北緯20度から北緯46度までの範囲に位置しています。
   日本と同緯度の地域に位置する国について調べてみましょう。
生徒:Ⅰの略地図中の緯線は日本の北端に近い北緯45度です。
   Ⅱの略地図中では( ① )が北緯45度になるので、
   Ⅱの略地図中でこの線より南に位置する国が日本とほぼ同緯度に位置するといえます。
先生:次に、日本の国土が位置する緯度の範囲を、緯度0度を示す緯線である( ② )をはさんで反転させた、
   南緯20度から南緯46度までの範囲に首都が位置する国を調べましょう。
生徒:私が知っている国は、アルゼンチンやオーストラリアがあります。
先生:まだまだ他にもありますよ。それでは、課題を出します。
   北半球と南半球で、緯度20度から46度までに首都が位置する3国を示すので、
   それらの国について調べてください。





問1 (1)
会話文中の( ① )にあてはまる最も適当な緯線を、Ⅱの略地図中のAからDまでの中から選びなさい。

答え:
A  B  C  D 

(2)
会話文中の( ② )にあてはまる最も適当なことばを、 次のアからエの中から選びなさい。

ア 黄道
イ 赤道
ウ 北回帰線
エ 南回帰線

答え:
ア  イ  ウ  エ 

問2 次の文章は、Ⅲの資料とⅣの表をもとにタウンズビルの農業についてまとめたものである。
文章中の( ③ )、( ④ )にあてはまることばの組み合わせとして最も適当なものを、
下のアからエの中から選びなさい。

Ⅲの資料から、南半球に位置するタウンズビルは、年間を通じて温暖で、
夏季に降水量が( ③ )という気候的な特徴があることがわかる。
タウンズビルでは、この特徴を生かし、Ⅳの表中の農作物のうち、
熱帯や温帯が分布する国で生産量が多い( ④ )の栽培がさかんである。

ア ③ 多い、   ④ てんさい
イ ③ 少ない、  ④ てんさい
ウ ③ 多い、   ④ さとうきび
エ ③ 少ない、  ④ さとうきび

答え:
ア イ ウ エ

問3 次の表は、生徒が会話文の最後で先生から示された課題に対して、
中国、アルゼンチン、ボツワナについてまとめたものである。
表中のxには下のa、bのいずれかの部分が、表中のyにはc、dのいずれかの部分があてはまる。
x、yとa、b、c、dの組み合わせとして最も適当なものを、あとのアからエの中から選びなさい。



ア x:a、  y:c
イ x:a、  y:d
ウ x:b、  y:c
エ x:b、  y:d

答え:
ア イ ウ エ

5 次のⅠからⅣまでの資料は、生徒が日本の財政についてのレポートを作成するために用意したものの一部である。
あとの問1から問3までの問いに答えなさい。
なお、Ⅰ、Ⅱの資料中のX、Y、Zは、それぞれアメリカ、イタリア、日本のいずれかであり、
同じ符号には同じ国名があてはまる。







問1 次の文章は、生徒がⅠ、Ⅱの資料をもとに作成したレポートの一部である。
文章を参考にして、Ⅰ、Ⅱの資料中のY、Zの国名の組み合わせとして最も適当なものを、
下のアからカの中から選びなさい。

債務残高(対GDP比)については、一貫して日本が他の2国より高い状態が続いている。
1人あたり国内総生産(GDP)については、2010年以降、アメリカが毎年増加し続けているのに対し、
イタリア、日本はそれぞれ前年より減少している年がある。

ア  Y アメリカ、  Z イタリア
イ  Y アメリカ、  Z 日本
ウ  Y イタリア、  Z アメリカ
エ  Y イタリア、  Z 日本
オ  Y 日本、    Z アメリカ
カ  Y 日本、    Z イタリア

答え:
ア イ ウ エ オ カ

問2 (1)
次の文章は、生徒がⅢの資料をもとに、日本の財政について発表した際に用いたメモの一部である。
文章中の( ① )にあてはまることばとして最も適当なものを、下のアからエの中から選びなさい。

令和元年度一般会計予算では、歳出と歳入それぞれの総額が等しく、
歳出における( ① )の割合よりも、歳入における公債金の割合が大きいことから、
前年度よりも国の債務残高は増加すると考えられる。
歳出についてみると、社会保障関係費の占める割合が最大となっている。
日本の社会保障制度は、4本の柱からなっているが、そのうち上下水道の整備や感染症の予防などにより、
人々が健康で安全な生活を送ることができるようにすることを( ② )という。

ア  文教及び科学振興費
イ  公共事業関係費
ウ  地方交付税交付金等
エ  国債費

答え:①
ア  イ  ウ  エ 

(2)
上の文章中の( ② )にあてはまる最も適当なことばを、下のアからエの中から選びなさい。

ア  社会保険
イ  公衆衛生
ウ  社会福祉
エ  公的扶助

答え:②
ア  イ  ウ  エ 

問3 Ⅳの表から読み取ることができる内容をまとめた文として最も適当なものを、
次のアからエの中から選びなさい。

ア  39歳以下のいずれの年代においても、表中の項目のうち、
   最も割合が高いのは「景気対策」であり、最も割合が低いのは「防災」である。
イ  40歳以上のいずれの年代においても、表中の項目のうち、
   最も割合が高いのは「医療・年金等の社会保障の整備」であり、
   最も割合が低いのは「教育の振興・青少年の育成」である。
ウ  表中の項目のうち「高齢社会対策」について、その割合が最も高い年代は「70歳以上」であり、
   その割合が最も低い年代は「18~29歳」である。
エ  表中の項目のうち、「景気対策」と「少子化対策」について、
   その割合が最も高い年代はいずれも「30~39歳」であり、
   その割合が最も低い年代はいずれも「18~29歳」である。

答え:
ア  イ  ウ  エ 

6 次の会話文は、生徒と先生が地方自治について話し合った際の会話の一部である。
あとの問1から問3までの問いに答えなさい。
なお、会話文中の2か所の( B )には同じことばがあてはまる。

会話文
生徒:国と地方公共団体は、どのように仕事を分担しているのですか。
先生:国は、国際社会における日本の立場に関わるような仕事や、[ A ] など、全国的な規模や視点で行われるべき仕事を行います。
   これに対して地方公共団体は、ごみの収集など、より住民に身近な仕事を行います。
生徒:国と地方公共団体の関係は、どのようになっているのですか。
先生:1999年に成立した( B )一括法では、国と地方公共団体の役割分担が明確となりました。
   この法律によって、地方公共団体の権限が強化され、地域の特性に応じた仕事を行えるようになり、( B )が進んでいます。

問1 次の文章は、地方公共団体について説明したものである。
文章中の [ ① ] 、[ ② ] にあてはまることばの組み合わせとして最も適当なものを、
下のアからエの中から選びなさい。

 地方公共団体では、[ ① ] 住民の直接選挙で選ぶ。
[ ② ] 地方公共団体の運営を行う。

ア  ① 首長と地方議会議員をともに、   ② 首長は地方議会に優越した立場で
イ  ① 首長と地方議会議員をともに、   ② 首長と地方議会は均衡を保ちながら
ウ  ① 首長と地方議会議員のうち首長を、 ② 首長は地方議会に優越した立場で
エ  ① 首長と地方議会議員のうち首長を、 ② 首長と地方議会は均衡を保ちながら

答え:
ア イ ウ エ

問2 会話文中の [ A ] にあてはまる最も適当なことばを、次のアからエの中から選びなさい。

ア 住民の転入や転出を管理し住民票を作成する
イ 放置自転車の撤去や駐輪場の増設などを行う
ウ 公的年金や介護保険などの制度を設計する
エ 消防士や警察官の採用に関わる業務を行う

答え:
ア イ ウ エ

問3 会話文中の( B )にあてはまる最も適当なことばを、次のアからエの中から選びなさい。

ア 地方分権
イ 行政サービス
ウ 地方自治
エ 住民の福祉

答え:
ア イ ウ エ